「増補版 時刻表昭和史」 [読書]
▼読み終わった本
*「増補版 時刻表昭和史」
宮脇俊三・著、角川文庫
「終着駅は始発駅」、「最長片道切符の旅」に続く宮脇俊三氏の本。
時刻表や鉄道にまつわる氏の個人的な記憶・思い出をつづったものですが、戦前や戦時中、そして後に追加された戦後のパートから成っていて、鉄道と戦争の関係についていろいろと考えさせられる内容でした。
渋谷駅の「ハチ公」の話(昭和8年)に始まって、山手線の電車や貨物列車を見物した話。
特急「燕」や「富士」や「桜」についてのもろもろ。
一時代議士を務めていた父親との鉄道の思い出や、戦時中の鉄道旅行や疎開の話。
旅行中に駅前広場で「玉音放送」を聞いた話。
敗戦にもかかわらず鉄道は走り続けていた話。
戦後の混乱期の鉄道の状況など、昭和前半の鉄道史として、とても貴重な「証言」だと思いました。
この本は、当初、終戦のところでいったん終わっていたものを、「鉄道は終戦に関係なく走っていたので、昭和20年8月15日で区切るのは実態に合わない」との思いから、戦後の部分を書き足したのだそうで、これが「増補版」と題している理由だということです。
▽購入した本
*「日本語の歴史6 新しい国語への歩み」
亀井孝、大藤時彦、山田俊雄・編集委員、平凡社ライブラリー
*「日本語の歴史7 世界の中の日本語」
亀井孝、大藤時彦、山田俊雄・編集委員、平凡社ライブラリー
*「増補版 時刻表昭和史」
宮脇俊三・著、角川文庫
「終着駅は始発駅」、「最長片道切符の旅」に続く宮脇俊三氏の本。
時刻表や鉄道にまつわる氏の個人的な記憶・思い出をつづったものですが、戦前や戦時中、そして後に追加された戦後のパートから成っていて、鉄道と戦争の関係についていろいろと考えさせられる内容でした。
渋谷駅の「ハチ公」の話(昭和8年)に始まって、山手線の電車や貨物列車を見物した話。
特急「燕」や「富士」や「桜」についてのもろもろ。
一時代議士を務めていた父親との鉄道の思い出や、戦時中の鉄道旅行や疎開の話。
旅行中に駅前広場で「玉音放送」を聞いた話。
敗戦にもかかわらず鉄道は走り続けていた話。
戦後の混乱期の鉄道の状況など、昭和前半の鉄道史として、とても貴重な「証言」だと思いました。
この本は、当初、終戦のところでいったん終わっていたものを、「鉄道は終戦に関係なく走っていたので、昭和20年8月15日で区切るのは実態に合わない」との思いから、戦後の部分を書き足したのだそうで、これが「増補版」と題している理由だということです。
▽購入した本
*「日本語の歴史6 新しい国語への歩み」
亀井孝、大藤時彦、山田俊雄・編集委員、平凡社ライブラリー
*「日本語の歴史7 世界の中の日本語」
亀井孝、大藤時彦、山田俊雄・編集委員、平凡社ライブラリー
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