「韓国社会をみつめて」 [読書]
▼読み終わった本
*「韓国社会をみつめて―似て非なるもの」
黒田勝弘・著、徳間文庫
古書店で見つけて購入。
帯はありませんでした。
現在、産經新聞の論説委員として、ソウルに駐在している黒田さんが、まだ共同通信のソウル特派員だった1981年から83年ごろにかけて書いたエッセイをまとめたものです。
30年近く前ですから、既に”歴史”に近い出来事や、時代を感じさせる事件などについて、興味深い話が綴られています。
韓国にまだ夜間外出禁止令が敷かれていたことや、金大中事件のその後の処理の問題、韓国のプロ野球の発足など、「そういえば、そんな時代か」と思わずにはいられません。
また、NHKが韓国・朝鮮語講座を始めるにあたり、講座の名称をどうするかで大騒ぎになったことも取り上げられています。
以前「『ハングル語?』=NHKの大罪」という話にも書いたように、「韓国語講座」にも「朝鮮語講座」にも決められず、結局「アンニョンハシムニカ ハングル講座」という名称にしたわけですが、せめて「コリアン講座」とでもしておいてくれれば、「ハングル=言語の名称」という大きな誤解を招かずにすんだのに、と思ってしまいました。
ともあれ、この二十数年の間、日韓関係は、大きく変わった部分もあれば、変わらない部分もあることがよく分かり、非常に面白く読みました。
▽購入した本
*「『中国全省を読む』事典」
莫邦富・著、新潮文庫
*「韓国社会をみつめて―似て非なるもの」
黒田勝弘・著、徳間文庫
古書店で見つけて購入。
帯はありませんでした。
現在、産經新聞の論説委員として、ソウルに駐在している黒田さんが、まだ共同通信のソウル特派員だった1981年から83年ごろにかけて書いたエッセイをまとめたものです。
30年近く前ですから、既に”歴史”に近い出来事や、時代を感じさせる事件などについて、興味深い話が綴られています。
韓国にまだ夜間外出禁止令が敷かれていたことや、金大中事件のその後の処理の問題、韓国のプロ野球の発足など、「そういえば、そんな時代か」と思わずにはいられません。
また、NHKが韓国・朝鮮語講座を始めるにあたり、講座の名称をどうするかで大騒ぎになったことも取り上げられています。
以前「『ハングル語?』=NHKの大罪」という話にも書いたように、「韓国語講座」にも「朝鮮語講座」にも決められず、結局「アンニョンハシムニカ ハングル講座」という名称にしたわけですが、せめて「コリアン講座」とでもしておいてくれれば、「ハングル=言語の名称」という大きな誤解を招かずにすんだのに、と思ってしまいました。
ともあれ、この二十数年の間、日韓関係は、大きく変わった部分もあれば、変わらない部分もあることがよく分かり、非常に面白く読みました。
▽購入した本
*「『中国全省を読む』事典」
莫邦富・著、新潮文庫
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