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「美しいイギリスの田舎を歩く!」 [読書]

▼読み終わった本
*「美しいイギリスの田舎を歩く」
北野佐久子著、集英社be文庫

美しいイギリスの田舎を歩く!

美しいイギリスの田舎を歩く!

  • 作者: 北野 佐久子
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2007/01
  • メディア: 単行本


【帯紹介】
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ハーブ研究家の著者が何度も訪ねた
おいしい紅茶とお菓子の故郷へ!

湖水地方やコッツウォルズ、デボン、サセックス、
人々に愛される文学縁の田舎の村々を紹介します!
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イギリス旅行にあたり「ドライブすればイギリスの素顔が見える」という本を読んだ話を書きました。
それに続き、行きの飛行機の中で読んだのがこの本です。

行こうと計画していたコッツウォルズと湖水地方について書かれているということで、出発直前にAmazonで取り寄せました。

目次は以下のような感じ。
第1章 湖水地方 ピーターラビットとポターを追いかけて
第2章 コッツウォルズ ウィリアム・モリスの面影を求めて
第3章 イギリスの田舎の魅力
第4章 デボン アガサ・クリスティーの故郷を訪ねて
第5章 ケントとサセックス 物語の舞台となった野山や海辺の町を歩いて
第6章 ロンドン郊外 季節の草花を探しに
第7章 田舎で出会ったお菓子と料理


中で印象に残ったことの一つは、「フランスではパリに貴族たちが集まり、地方は農業、牧畜を営むところと文化が二分してしまった」「イギリスは貴族が地方の自分の領地にある屋敷、マナーハウスを住居とし、ロンドンには仕事のための別宅を持つだけという習慣が現代まで続いている」という部分。
これが、イギリスで地方まで文化が広がり、「田舎が単なる田舎とは言いがたい洗練さを持っている」理由だ、ということです。

「なるほど」と思うと同時に、”参勤交代”という制度(システム)のあった日本の江戸時代はどうなのだろうか、と思いました。
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