「ハイランド・チーフタン」号でロンドンへ【英国・ドライブと鉄道とビートルズの旅(15)】 [旅行・乗り物]
「エディンバラ城で赤いライオンに出会う【英国・ドライブと鉄道とビートルズの旅(14)】」から続きます。
ホテル(ザ・バルモラル)をチェックアウトし、ロンドン行きの列車に乗るためウェイバリー駅へ。
すぐ隣りというか真下なので、歩いても1~2分です。
列車は午後0時半発なので、車内で昼食を取ることにし、ホームへ行く前に、駅構内で昼食を仕入れます。
家人はフードコートで焼きそばを購入。
私はベーグル屋でベーグルサンド(クリームチーズとスモークサーモン)を購入します。
ロンドン行きが出るのは2番線。
乗るのは「コーチD」(D号車)です。
こちらは1番線に到着の別の列車。
いよいよロンドン行きの列車が入ってきます。
「ハイランド・チーフタン」(Highland Chieftain)と名付けられた列車。
「ハイランド」とは、スコッチウィスキーで有名なスコットランド北部の地域。
「チーフタン」とは「族長、酋長、指導者」といった意味です。
(そういえば、「ヘッドマーク」や列車名の表示などは見当たりません。)
エディンバラ始発ではなく、ずっと北のハイランド地方の中心都市、インバネス(Inverness)からおよそ4時間かけて走ってきたもの。
インバネスは、ネッシーで有名なネス湖が近くにあることで知られています。
列車を運行しているのはナショナル・エクスプレス・イーストコーストという会社。
「特急」「快速」などの種別分けはありませんが、日本の感覚でいえば明らかに「特急」です。
エディンバラを出ると、およそ4時間あまりの行程で3カ所しか止まりません。
車両は「クラス43」と呼ばれるディーゼル動力。
(ハイランド地方の一部に非電化区間があるため、電車ではないようです。)
両端の車両が機関車になっていて、それ以外の中間車両は動力がない「客車」です。
ということで、エディンバラを出発すると列車は快調に飛ばしていきます。
この車両の最高速度は時速200km/h前後。
乗り心地は悪くありません。
車内はこんな感じ。
2等車でしたが、座席は固定式で、進行方向を向いていたり、4人がけのボックスシートになっていたりとまちまちの配列。
背もたれの上に紙が挟んであるところは指定席(座席販売済み)、それ以外は自由席(勝手に座ってよい)というシステムだそうです。
午後1時を過ぎたあたりで、ベーグルサンドをいただきました。
まもなく検札がやってきます。
スコットランドからイングランド北部にかけて、海岸線や丘陵地帯を見ながら走り、約1時間半でニューカッスル(Newcastle)に到着。
さらにおよそ50分でヨーク(York)です。
車窓の景色はほとんど変わり映えしないので、あえてどの付近か確認せずにアップします。
そして3番目の停車駅、ビーターバラ(Peterborough)まではおよそ1時間10分。
南下するにつれて、すれ違う列車の本数が増え、車窓から見える建物も増えてきました。
こちらは見にくいですが貨物列車。
そういえば、ザ・バルモラルで届けられた毎日新聞。
FAXで送受信したような紙質、体裁です。
いよいよロンドンが近づき、線路はいつの間にか複々線になってます。
終着駅はロンドン・キングズクロス(King's Cross)。
予定よりやや早く、4時間25分ほどで到着しました。
4時間半というと、東京から新幹線で広島の先くらいまでにあたります。
この下(左)の写真に、停車駅が書いてありますが、インバネスを出発してからロンドンまでは8時間近くかかるそうです。
キングズクロス駅から、宿へ移動。
今回、ロンドンでは普通の観光客はあまり泊まらないようなホテルを選択。
ちょっと変わった場所にあるので、タクシーで向かいます
(つづく)
ホテル(ザ・バルモラル)をチェックアウトし、ロンドン行きの列車に乗るためウェイバリー駅へ。
すぐ隣りというか真下なので、歩いても1~2分です。
列車は午後0時半発なので、車内で昼食を取ることにし、ホームへ行く前に、駅構内で昼食を仕入れます。
家人はフードコートで焼きそばを購入。
私はベーグル屋でベーグルサンド(クリームチーズとスモークサーモン)を購入します。
ロンドン行きが出るのは2番線。
乗るのは「コーチD」(D号車)です。
こちらは1番線に到着の別の列車。
いよいよロンドン行きの列車が入ってきます。
「ハイランド・チーフタン」(Highland Chieftain)と名付けられた列車。
「ハイランド」とは、スコッチウィスキーで有名なスコットランド北部の地域。
「チーフタン」とは「族長、酋長、指導者」といった意味です。
(そういえば、「ヘッドマーク」や列車名の表示などは見当たりません。)
エディンバラ始発ではなく、ずっと北のハイランド地方の中心都市、インバネス(Inverness)からおよそ4時間かけて走ってきたもの。
インバネスは、ネッシーで有名なネス湖が近くにあることで知られています。
列車を運行しているのはナショナル・エクスプレス・イーストコーストという会社。
「特急」「快速」などの種別分けはありませんが、日本の感覚でいえば明らかに「特急」です。
エディンバラを出ると、およそ4時間あまりの行程で3カ所しか止まりません。
車両は「クラス43」と呼ばれるディーゼル動力。
(ハイランド地方の一部に非電化区間があるため、電車ではないようです。)
両端の車両が機関車になっていて、それ以外の中間車両は動力がない「客車」です。
ということで、エディンバラを出発すると列車は快調に飛ばしていきます。
この車両の最高速度は時速200km/h前後。
乗り心地は悪くありません。
車内はこんな感じ。
2等車でしたが、座席は固定式で、進行方向を向いていたり、4人がけのボックスシートになっていたりとまちまちの配列。
背もたれの上に紙が挟んであるところは指定席(座席販売済み)、それ以外は自由席(勝手に座ってよい)というシステムだそうです。
午後1時を過ぎたあたりで、ベーグルサンドをいただきました。
まもなく検札がやってきます。
スコットランドからイングランド北部にかけて、海岸線や丘陵地帯を見ながら走り、約1時間半でニューカッスル(Newcastle)に到着。
さらにおよそ50分でヨーク(York)です。
車窓の景色はほとんど変わり映えしないので、あえてどの付近か確認せずにアップします。
そして3番目の停車駅、ビーターバラ(Peterborough)まではおよそ1時間10分。
南下するにつれて、すれ違う列車の本数が増え、車窓から見える建物も増えてきました。
こちらは見にくいですが貨物列車。
そういえば、ザ・バルモラルで届けられた毎日新聞。
FAXで送受信したような紙質、体裁です。
いよいよロンドンが近づき、線路はいつの間にか複々線になってます。
終着駅はロンドン・キングズクロス(King's Cross)。
予定よりやや早く、4時間25分ほどで到着しました。
4時間半というと、東京から新幹線で広島の先くらいまでにあたります。
この下(左)の写真に、停車駅が書いてありますが、インバネスを出発してからロンドンまでは8時間近くかかるそうです。
キングズクロス駅から、宿へ移動。
今回、ロンドンでは普通の観光客はあまり泊まらないようなホテルを選択。
ちょっと変わった場所にあるので、タクシーで向かいます
(つづく)
イギリス国鉄も大胆なまでに解体されましたね。
この車両も国鉄時代はInterCity125と呼ばれていた
ものかと。
by サットン (2009-08-26 02:16)
ディーゼルで200km/hというと、相当速いですね。
キングスクロス駅というと、9と3/4番線で有名になりましたね。
by YAP (2009-08-26 08:21)
サットンさま
コメントありがとうございます。
ご指摘の通りですね。
「125」とは「時速125マイル=約200km/h」の意味だそうですね。
ディーゼルで8時間も走り、最高速度が200キロ。
しかも時刻も正確というのは価値があると思います。
by Lionbass (2009-08-27 23:15)
YAPさま
この列車、事前の予想よりはるかに快適でした。
途中、ヨークやビーターバラで降りる人も多く、最後は車内も空いてましたし…。
キングズクロス駅のホームには9-3/4の表示が今でもあるのでしょうか…?
(実はハリ○ポタはそこまで興味がなくて…。^=^;)
by Lionbass (2009-08-27 23:17)