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メロスフィルハーモニー第14回演奏会 [音楽・楽器]

7月に土日が休めるようになって、たくさんアマチュアオーケストラの演奏会を聴いてきました。

(1)「千代田フィル サマーコンサート」
http://lionbass.blog.so-net.ne.jp/2009-07-05
(2)「かもめ管弦楽団 30周年記念演奏会」
http://lionbass.blog.so-net.ne.jp/2009-07-06
(3)「ジャパン・グスタフ・マーラー・オーケストラ(JMO)第7回定期演奏会」
http://lionbass.blog.so-net.ne.jp/2009-07-14
(4)ザ・シンフォニカ 第46回定期演奏会
http://lionbass.blog.so-net.ne.jp/2009-07-20
(5)グローバル・フィルのブルックナーを聴く
http://lionbass.blog.so-net.ne.jp/2009-08-10



そして、この夏6回目のアマオケの演奏会をきのう日曜日に聴きました。


メロスフィルハーモニー第14回演奏会
2009年8月30(日)14:00開演
会場:第一生命ホール(東京・晴海)
指揮:中田延亮
独奏:村田千佳
曲目:ベートーベン 「レオノーレ」序曲第3番
    同      ピアノ協奏曲第3番ハ短調
   メンデルスゾーン 序曲「フィンガルの洞窟」
   シューベルト 交響曲第7(8)番「未完成」


IMGメロスフィル.jpg

このオケについて、ウェブサイトおよびプログラムの紹介文を転載します。

1995年結成。
当初はモーツァルトを演奏するための一回限りのオーケストラとして首都圏のオーケストラの首席奏者や音楽大生を中心として結成されたが、その後ほぼ一年に一度のペースで演奏会を行い、その鮮烈な響きと充実した音楽が好評を博してきた。
レパートリーはウィーン古典派を中心とした管弦楽作品や協奏曲。

「メロス」とはギリシャ語で「メロディ」の意。
モーツァルトが当時の歌手兼作曲家に対して行っていたレッスン中に「いいかい君、そこら辺のちょっとした対位法屋なんて、まあ馬車屋のようなものさ。君は自分の才能を有効に使いたまえ。音楽で一番大切なものはメロディなんだよ」と語ったとされることに由来する。



知り合いも何人か出演してました。
紹介文に「首都圏のオーケストラの首席奏者や音楽大生を中心として結成された」とあるように、レベルの高いオケであることは耳にしていました。


そして、指揮の中田氏は、筑波大学を卒業しながら音楽家になり、コントラバス奏者・指揮者として活躍している人物です。


演奏を聴いた印象は、「非常に緻密で、生真面目(きまじめ)」という感じ。
アマオケにありがちな「この人はちゃんと弾いてないな」という奏者は、もちろんいません。


弦楽器の人数は11-12-8-6-4
コントラバスは舞台後方に横1列に並んでました。
トランペット、トロンボーンは舞台上手の平土間に配置され、非常にバランスよく聞こえてました。

ただ、曲の性質にもよるのでしょうが、「生真面目」すぎてちょっと肩がこる感じが、なきにしもあらず。
でも、この夏聴いたアマオケの中では、ザ・シンフォニカと並んで、頭抜けた演奏だと思いました。
大編成のシンフォニカとは、「ジャンルが違う」と思いますし…。

また、ソリストの村田さんもとてもすばらしい演奏でした。
ベートーベンの3番のピアノ協奏曲は、中学生のころ、成り行きで加入した市民オケで演奏した(といってもほとんで弾けなかった)思い出の曲。
また(今度はちゃんと)弾いてみたくなりました。

そういえば、3曲目のメンデルスゾーンが終わった際、指揮者が客席にあいさつをせずに袖に引っ込みましたが、何か問題があったのでしょうか?
(客席から見る・聴く限りは、特に大きな問題があったようには思えませんでしたが…。)
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