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「中央線なヒト」 [読書]

▼読み終わった本
*「中央線なヒト―沿線文化人類学」
秋庭俊・著、二見文庫


中央線なヒト―沿線文化人類学

中央線なヒト―沿線文化人類学

  • 作者: 三善 里沙子
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2003/05
  • メディア: 文庫

古書店で購入ゆえに、帯はありませんがカバー裏の紹介文を一部採録します。

【カバー(裏表紙側)紹介文】
******************************
何かにつけてウンチクを垂れ、ビンボーそうなのにヨガやマイブームものには大枚をはたき、上昇志向を持つことを恥とし、夜は馴染みの飲み屋で一杯……。
いかにも”中央線っぽいヒト”、あなたの周りにもいませんか?
本書は、中央線に深くかかわる「中央線人」のディープな生態を鋭く観察し解き明かす抱腹絶倒の「沿線文化人類学」。
中央線の沿線に住む女は男に口説かれなくなるってホント?
「長く住み続けると出世できなくなる」噂の真偽は!?
中央線住民はもちろん、東京を知る人なら誰でも笑える、ちょっと変わった生態観測学。
******************************


簡単に言うと、「中央線沿線に住む人は、独特の雰囲気を持っている」というお話。
なかなか面白く読みました。

巻頭に出てくるのは「中央線王道人間図鑑」なる次の人たちです。
「パターン1 高円寺ミュージシャン」
「パターン2 精神世界OL」
「パターン3 コミケの人気漫画家」
「パターン4 団塊の世代」
「パターン5 アートするオカマ」
「パターン6 中央線の八王子学生」


どんな人たちかはこの本を読んでみてください。

個人的にも中央線にはいろんな思い出があります。
3年前に「杉並の思い出」という話で書きましたが、阿佐ヶ谷は昔、いとこが住んでいて、初めて上京した際に泊めてもらいました。
受験のときも、ここから試験に通いました。
(ちなみに、いとこはもう亡くなりましたが、画家でした。)
「杉並の思い出(1)~阿佐ヶ谷~」

また、西荻窪は学生時代、先輩の家に入り浸っていましたし、現在の家に住むようになってから、いつも行っている理容店があります。
「杉並の思い出(2)~西荻窪~」
毎日ではありませんが、よく荻窪駅まで歩いて出勤しています。

ちなみに、この本によると、「中央線の中核」高円寺・阿佐ヶ谷・荻窪・西荻窪「杉並4駅」なのだそうです。


▽購入した本
*「グーグル革命の衝撃」
NHKスペシャル取材班・著、新潮文庫


グーグル革命の衝撃

グーグル革命の衝撃

  • 作者: NHKスペシャル取材班
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2009/08/28
  • メディア: 文庫



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コメント 8

manamana

中央線と京王線の間に住んでいたことがあるので、
おもしろそうです。
by manamana (2009-09-24 05:55) 

しおつ

中央線では、豊田に27年、四ッ谷に1年半暮らし、
その後は奥の中央本線四方津に13年といったところです。
いろいろ思い出ありますよ〜。
by しおつ (2009-09-24 22:32) 

ぬれぴよこ

「中央線なヒト」の定義が、言われてみるとなんとなく納得できておもしろいです~(笑)
中央線や阿佐ヶ谷は母が学生時代に住んでいたところなので、
なんとなく親近感があります。
ぽち☆
by ぬれぴよこ (2009-09-25 06:27) 

サットン

面白そうな作品ですね。私が住んでいた京成線や東上線編も書いてもらいたいなあ(笑)
有川浩著「阪急電車」なんていうのもありますね。コンセプトは少し違いますが。
by サットン (2009-09-25 22:08) 

Lionbass

manamanaさま
私は現在、中央線と井の頭線の間に住んでます。
ご興味あれば読んでみてください。
by Lionbass (2009-10-02 22:43) 

Lionbass

しおつさま
ということは、しおつさんは少なくとも41歳以上ということですね。(笑)
また「思い出」拝見したいと思います。
by Lionbass (2009-10-02 22:44) 

Lionbass

ぬれぴよこさま
こういう「人間観察」的なエッセイは、著者の着眼点が問われますね。
本文などにも書きましたが、いとこが阿佐ヶ谷に住んでました。
by Lionbass (2009-10-02 22:46) 

Lionbass

サットンさま
そうですね。
「阪急電車」は題名聞いて気にはなってました。
小説なんですよね…?
この「中央線なヒト」は”エッセイ集”と考えればいいのでしょうか…。
by Lionbass (2009-10-02 22:47) 

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