「日本国の正体」：《元祖》音楽・読書・ときどき旅行日記：SSブログ

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「日本国の正体」　[読書] [編集]

▼読み終わった本
＊「日本国の正体　政治家・官僚・メディア――本当の権力者は誰か」
長谷川幸洋・著、講談社

作者: 長谷川幸洋
出版社/メーカー: 講談社
発売日: 2009/07/01
メディア: 単行本

【帯紹介】
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大人の教科書＜永田町・霞が関編＞
誰も教えてくれなかった「権力の本質」
◎売り手独占の情報市場
◎特ダネ競争に走る記者たちが嵌る「囚人のジレンマ」
◎官僚たちの本当のインセンティブ
◎情報の正しい集め方とは
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著者は中日新聞・東京新聞で経済部を中心に長年記者生活を送り、現在は論説委員。
政府税調の委員なども務め、政治と官僚、メディアの関係について知り尽くしている人物だということです。

この本では、政治家と官僚の関係、「天下り」に代表される官僚機構の問題点、そしてメディアが抱える「構造的欠陥」などを容赦なく指摘しています。
著者は「新聞は『特ダネ競争』をやめるべき」など、核心を突いた提言をしています。
個人的には指摘はほとんどあたっていて、提言についても「実現できたらいかにいいだろう」と思います。
でも、残念ながら、その可能性は高くないでしょう。
新聞もテレビも、メディアとしての将来は明るくないので、「特ダネ競争」したくてもできなくなる日が来るかもしれませんが…。

▽購入した本
＊「アメリカはなぜイスラエルを偏愛するのか」
佐藤唯行・著、新潮文庫