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「第九」の思い出 [音楽・楽器]

あす20日はTAMA21交響楽団の第九演奏会にエキストラ(賛助出演)で出演。
きょうはゲネプロ(前日・総合練習)です。

「第九」といえば、大学時代、年末に「初見大会」というのがあって、必ず演奏してました。

「初見大会」とは、忘年会代わりだと思うのですが、「普段演奏できない曲を、その場で楽譜を配って、(つまり練習なしで)演奏して遊ぶ」というもの。
他の曲は毎年適宜決まるのですが、第九だけは必ずやってました。

管楽器を中心に、「余った団員」は合唱をやるのですが、ソロもメンバーの誰かが歌うことになってました。

この「初見大会」で、毎年ソロを歌ってました。
バリトンのソロを2回、テナーのソロを1回

その時使ったのが、先日もアップした、古い第九のスコアです。
IMG_0155第九スコア表紙.JPG

高校時代、ブラスバンド部に籍を置きつつも、コーラス部にも手伝いに行ってました。
音域的にはバリトン(ハイ・バリトン)だと思うのですが、人が足りなかったので2ndテナーを歌うこともありました。

ということで歌は嫌いではなかったので、第九でもソロを引き受けたのですが、結構練習しました。

遊びとはいえ、第九のソロを歌うのはなかなか楽しい体験でした。
テナーはさすがに無理がありましたが…。

今でもときどき、歌ってます。(笑)
(ちなみに、合唱パートは一度も歌ったことありません。)


もう1つ、第九に関する忘れられない思い出は、コバケンこと小林研一郎氏指揮で演奏したこと。
某大学のオケにエキストラで呼ばれたので、練習に行ったのですが、チェロとコントラバスが演奏する4楽章の有名な「歓喜の歌」のテーマを1人ずつ弾かされました。

チェロから始まったのですが、最初の数人は途中でダメ出しされてました。
「F#-G-A/A-G-F#-E」の「A」の音を開放弦で弾くやつもいて、「こいつは初心者中の初心者なんだな」と思った記憶があります。

5〜6人目のチェロ奏者が急にうまくなったので、コバケン氏も「君はうまいね」とお褒めの言葉。
するとそのチェロ弾きは「トラです」とボソっと言いました。

本番のオケ(+合唱)の出来は全然覚えていないのですが、練習のその光景だけはなぜだか忘れられません。

さて、あすと来週の本番はどんな感じになるでしょうか…。

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