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カルウォーヴィチ「オシフェチム家のスタニスワフとアンナ」 [音楽・楽器]

「今年の演奏会はマラ9とブラ2から」「マーラー交響曲第9番」で書いたように、今年最初の演奏会は2月21日に予定されています。

曲は、カルウォーヴィチの「オシフェチム家のスタニスワフとアンナ」マーラーの交響曲第9番です

カルウォーヴィチという作曲家、今回初めて知りました。

ポーランド人で、1876年生まれ、1909年没。
ドイツやポーランドで音楽を学び、ポーランド音楽会の若きホープとして将来を嘱望されていたそうです。
アルトゥール・ニキシュに指揮の指導を受けたこともあるとのこと。

交響詩やバイオリン協奏曲などの作品を残していますが、32歳のときに登山中の事故で亡くなっています。

この「オシフェチム家のスタニスワフとアンナ」は、亡くなる2~3年前に作曲したもの。
勉強のためにCDを聴こうと思い探したのですが、大きなCDショップでも見つからず、例によって秋葉原の石丸電気まで行って、輸入版を購入しました。
すべてポーランド語で書かれています。(一部に英語訳付き)
【CD”ジャケット”↓→】IMGカルウォヴィチ01.jpg
IMGカルウォヴィチ02.jpg

IMGカルウォヴィチ05.jpgIMGカルウォヴィチ06.jpg

ヤチェク・カスプシク指揮、ワルシャワ交響楽団のライブ録音。
iPod に入れるためにMacintoshで読み込んだのですが、データベースでヒットしませんでした。

購入前、聴いたことのある人に「どんな曲ですか?」と質問したところ、「リヒャルト・シュトラウスのような感じ」との答えでしたが、確かに楽器の使い方とか和声の進行など、R.シュトラウスやマーラー、ワーグナー的な部分が垣間見えると思います。

聴いていると、なかなか興味深い曲なのですが、コントラバスの楽譜はどちらかというと簡単で、あまり見せ場はありません。

ちなみに、この曲のタイトルに出て来くる「スタニスワフ」は兄、「アンナ」は妹で、血がつながっているとは知らずに恋に落ちた2人の悲劇を題材にしているそうです。


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コメント 4

サットン

ジャケットのホールが気になります。
by サットン (2010-01-18 17:33) 

ぬれぴよこ

私も初めて聞いたお名前です^_^;
ポチ☆
by ぬれぴよこ (2010-01-18 22:12) 

Lionbass

サットンさま
CDのデータを見たところ、ワルシャワの「ナショナル・フィルハーモニック・ホール」というホールのようです。
本文に書いたように、ライブ録音ということです。
by Lionbass (2010-01-21 21:50) 

Lionbass

ぬれぴよこさま
ちなみに、カルウォーヴィチの「ウォ」のところの子音は「L」にヒゲがついた文字です。
ポチ☆ありがとうございます。
by Lionbass (2010-01-21 21:52) 

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