「マスゴミ崩壊～さらばレガシーメディア～」：《元祖》音楽・読書・ときどき旅行日記：SSブログ

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「マスゴミ崩壊～さらばレガシーメディア～」　[読書] [編集]

▼読み終わった本
＊「マスゴミ崩壊～さらばレガシーメディア～」
三橋貴明・著、扶桑社

作者: 三橋貴明
出版社/メーカー: 扶桑社
発売日: 2009/09/17
メディア: 単行本

【帯紹介】
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捏造報道が繰り返されるのは、
産業構造こそ問題だった！
人気経済評論家が書き下ろす
渾身のメディア論
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インターネットの出現により、新聞・テレビという「レガシーメディア」（伝統的マスコミ、既存メディア）がいかに影響を受け、凋落傾向にあるか、ということを産業構造的な見方を中心にまとめた本。

著者は、2ちゃんねるでの「発言」をきっかけに「評論家デビュー」したそうです。

この本の指摘は、基本的に「ごもっとも」というものばかり。
新聞の「押し紙」問題とか、毎日新聞の英文ウェブサイトの「変態記事」事件、NHKの「ジャパンデビュー」問題など、大手マスコミが伝えないメディア界の事件についても、遠慮なく切り込んでいます。

最近出る「メディア論」の本は、どれも「既存メディア」がいかにダメになっていくかを論じていて、憂うつになります。
かといって、インターネットがその代わりになり得るのか、まだ見えないのではないでしょうか。
別に「代わり」にならなくてもいいのかもしれませんが…。

ところで「マスゴミ」というのは、「2ちゃんねる」用語と思っていいのでしょうか…？

▼読み終わった本
＊「テレビ魔界論―ブラウン管の裏側で何が起ったか」
石井清司・著、紀尾井書房