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「『清張』を乗る」 [読書]

▼読み終わった本
*「『清張』を乗る 昭和30年代の鉄道シーンを探して」
岡村直樹・著、交通新聞社新書


「清張」を乗る―昭和30年代の鉄道シーンを探して

「清張」を乗る―昭和30年代の鉄道シーンを探して

  • 作者: 岡村 直樹
  • 出版社/メーカー: 交通新聞社
  • 発売日: 2009/12
  • メディア: 新書


【帯紹介】
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松本清張生誕100年
『ゼロの焦点』ほか主要作品と鉄道
知る楽しみをあなたに(^o^)/

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なかなかマニアックな本で、読む前はそれほど期待していなかったのですが、読み始めるとどんどん読み進みました。

本文は「第1章 小説に探る鉄道風俗」「第2章 鉄路の果てに人生の岐路」「第3章 東京の郊外電車、西へ」の3つの章から成っています。

第1章に出てくる小説は、「点と線」「ゼロの焦点」「けものみち」など。
第2章では「眼の壁「砂の器」などが紹介されています。
そして第3章に登場するのは京王線、小田急線、東急線、中央線の4つの線区です。

「点と線」では、昭和31年(1956年)のデビュー後「走るホテル」として人気を博した寝台特急「あさかぜ」がトリックに使われていることがよく知られています。

また、「砂の器」では、最初にしたいが発見されるのが蒲田の操車場であり、その後、刑事たちが島根などへ足を運び、事件の謎を解き明かします。

話がそれますが、「砂の器」は昔、映画を見ました。
(中居正広主演のドラマではありません。)
加藤剛扮する主人公の音楽家が、人に知られたくない秘密を抱えていて、それゆえに罪を犯すという話ですが、劇中、「宿命」というタイトルのピアノ協奏曲(この映画のために作曲)が印象的に使われていたのを思い出しました。



▽購入した本
*「龍馬が見た長崎 古写真が語る幕末開港」
姫野順一・著、朝日選書


龍馬が見た長崎 古写真が語る幕末開港

龍馬が見た長崎 古写真が語る幕末開港

  • 作者: 姫野 順一
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2009/12/10
  • メディア: 単行本




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コメント 2

manamana

この本もおもしろそうですね。
交通新聞社の新書、どれも興味深いです。
by manamana (2010-02-17 17:00) 

Lionbass

manamanaさま
交通新聞社の新書は、明らかに「鉄っちゃんブーム」を狙っていると思われるので、鉄道に興味のある人にとってはなかなか面白いのではないかと思います。
by Lionbass (2010-02-20 21:55) 

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