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中東の車事情~私の車マニア歴(11)~ [旅行・乗り物]

「エジプトの車事情~私の車マニア歴(10)~」↓から続きます。
http://blog.so-net.ne.jp/lionbass/2006-04-26

カイロに駐在していたのは、わずか2年弱でしたが、中東・アフリカを中心に、いろんな国に出張しました。
こうした国々の当時(約15年前)の自動車事情について、少しだけ書いてみたいと思います。
写真がほとんどないのですが、ご容赦ください。

ちょうど「湾岸危機」のころでしたので、最も多く足を運んだのは、イラクとヨルダンでした。
イラクでは日本車がたくさん走っていました。イラン・イラク戦争前の1970年代に、日本の商社が輸出したもののようです。
白とオレンジに塗り分けられたトヨタ・クラウンなどが多かったように思います。
独・フォルクスワーゲンの車も多く見かけました。
数年前、イラク戦争のころのバグダッド市内の映像を見ると、同じような塗装のクラウンがたくさん走っていましたので、15年たっても、あのころの車が「現役」なのだと思います。

お隣のヨルダンは、イラクへの「中継基地」となっていたので、長期間滞在しました。
ヨーロッパから持ってきたと思われる古い車がたくさん走っていました。
タクシーには、古いベンツが多かったように思います。「縦目」と呼ばれる1960~70年代の車もたくさん見かけました。
また、アンマンのホテルの前に待機している「ハイヤー」的な車には、往年のアメ車もありました。
やたら横幅の広い車体で、ふわふわのサスペンション。車体の重さを、エンジンの排気量でカバーしているという感じでした。

イランにも行きました。
テヘランの街中で最も多く見かけたのは、「ペイカン」と呼ばれる古いイギリス車をノックダウン生産したものでした。
ちなみに、私を案内してくれたガイド役のイラン人は、ランドローバーに乗っていました。

東欧のブルガリアにも行きました。
首都ソフィアでガイドが手配してくれた車は、ソ連製の「ボルガ」でした。

【ボルガ↑】
ヨルダンのアメ車と同様、幅の広い車体に、ふわふわのバネで、車が横揺れしました。

当時ブログを書いていたら、写真を撮りまくったのではないかと思います。


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