機内食と映画・音楽＝'08夏休み旅行記・Part1 フライト編(3)＝

「エアバスA380テイクオフ＝'08夏休み旅行記・Part1 フライト編(2)＝」から続きます。

さて、国際線の飛行機に乗ったときの楽しみと言えば、まずは機内食でしょう。
シンガポール航空は、客室乗務員のユニフォームとともに、食事をはじめとする機内サービスでも定評があります。

ということで、成田を出発し、水平飛行に入って間もなく始まった飲み物のサービス。
日頃は自粛しているビールを躊躇なくオーダー。
やはりシンガポールといえばタイガービールでしょう。


そして、こちらは成田→シンガポール間の昼食。
チキンを頼みました。


食後にはフォションのアイスクリーム。


一方、こちらはシンガポール→成田便の夜食。
七面鳥とチーズのホットパニーニサンドです。



成田到着前に提供された朝食は、眠くて食欲がなく、フルーツ程度しか食べませんでした。



そして、エアバスA380は、機内エンターテインメントも充実していると聞いていましたが、期待以上でした。
こちらが機内エンターテインメントを詳しく記載した機内誌ですが、表紙の右下に注目してください。


選択できるのは、映画＝118本、テレビ番組＝180、音楽CD＝740枚、ラジオ＝22チャンネル、ゲーム＝65種類…に上るということ。

しかも、これらは基本的に「オン・デマンド」で、好きな時に見始めたり聴き始めることができます。
しかも、途中で止める（一時停止）することも可能。

ただし、映画はアメリカのものだけではなく、フランスものや日本、中国、韓国、インド、それにエジプト（アラブ）のものまで、いろんな国のいろんな言語のものが入っています。
字幕も、必ずしも日本語や英語とは限らないので、118本といっても、選択範囲はある程度限定されます。

また、音楽CDも、クラシックやポップスだけでなく、各国それぞれのヒット曲なども含まれています。

音楽CDについては、選択したディスクを「プレイリスト」に入れて、自分の好きなCDだけを続けて聞くことができます。
いわばiPodのような感覚です。
機内放送の1〜2時間程度の曲集を、繰り返し何回も聞かされなくて済むようになったわけです。

というわけで、行きの成田→シンガポールでは、映画を1本見たあと、ずっとCDを聞いてました。

聞いたのはマーラーの交響曲第9番と第6番、プロコフィエフの組曲「ロメオとジュリエット」などなど。

マーラー:交響曲第9番

• アーティスト: ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ラトル(サイモン),マーラー,ラトル(サイモン),ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
• 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
• 発売日: 2008/03/12
• メディア: CD

プロコフィエフ：バレエ音楽「ロミオとジュリエット」 [Import]

• アーティスト:
• 出版社/メーカー: Bis
• 発売日: 2007/02/19
• メディア: CD

帰りも、夜行便で眠かったのですが、映画を1本見たあとは、ブラームスのバイオリン協奏曲とバイオリン・チェロの二重協奏曲、ベートーベンのピアノ協奏曲第1番と第3番、シベリウスの交響曲第2番などを、寝たり置きたりしながら聞いてました。


余談ですが、最近、飛行機に乗るときは、自前のノイズキャンセリングヘッドホンを持参しています。
「ゴーッ」という騒音を消してくれるので、音楽を聴かないときも、耳栓代わりになります。


飛行機の肘掛けに付いているピンが2つあるプラグ差し込み口にも使用できるよう、アダプターが付属しています。


（つづく）

タグ：シンガポール航空 エアバス A380 機内食 エンターテインメント

コメント 2

機内食、それほど美味しいものでなくても、私にとってはたまーにしか出会えないものなので、とってもワクワクします♪
機内食に「味しらべ」とは渋いですね～(笑)
エンターテイメントの充実度にはびっくりです！
おんなじ落語を何度も聞かせられてうんざり・・・なんてこともありましたので^_^;
by ぬれぴよこ (2008-09-09 22:02) 

ぬれぴよこさま
「味しらべ」に目がいくとはさすがですね。
行きが8月、帰りは9月だったので、映画のラインアップも入れ替わっていました。
詳しくは別途アップ予定です。
by Lionbass (2008-09-10 16:04)