ピーターラビットの世界を訪れる【英国・ドライブと鉄道とビートルズの旅(11)】

「湖水地方で保存鉄道に乗る【英国・ドライブと鉄道とビートルズの旅(10)】」から続きます。

リバプールから湖水地方に到着し、ウィンダミア湖南端を走るレークサイド＆ハバースウェート鉄道の蒸気機関車牽引列車に乗車したあとは、湖岸を北上します。
20〜30分で、東岸の観光拠点であるボウネス(Bowness)に到着です。

【ボウネスから見たウィンダミア湖】



ボウネスの街は古くから観光地として賑わっていたそうで、「箱根（か日光）のようだ」というのが第一印象。



丘の上に見える白亜のホテルは、宿泊候補の1つでした。


湖の西岸に、ピーターラビットの作者であるベアトリクス・ポター(Beatrix Potter)が暮らした家があるので、対岸のこの街もピーターラビット関係のお店や観光施設がいくつもあります。
こちら↓の写真は関連グッズを売るお店。


お昼をだいぶ過ぎていたので、昼食にします。
ビネガー・ジョーンズ(Vinegar Jones)というお店で、今回の旅行で2度目のフィッシュ＆チップス。
ストラトフォード・アポン・エーボンで食べたものよりさらに巨大だったうえ、油がややしつこい感じでした。



腹ごしらえを済ませ、「ベアトリクス・ポターの世界(The World of Beatrix Potter)」という施設へ。


大きさが分かりにくいのですが、ピーターラビットや作中に登場する動物たちの人形がディスプレーされているほか、ポターの写真や絵本の初版などが展示されています。





ピーターラビットのファンなら、訪れる価値ありだと思います。

ボウネスの街の観光を終え、ウィンダミア湖の北岸にあたるアンブルサイド(Ambleside)の街へ。


前日に予約した宿（民宿か「ペンション」みたいな宿）へ向かいます。
泊まるのはクロイデンハウス(Croyden House)というゲストハウス(B&B)です。



ちなみに、この宿は、今回の旅行で宿泊費が一番安く、2人で70ポンド（約11,000～12,000円）。
8泊したうち唯一お風呂（バスタブ）がなくシャワーのみです。

一息入れたあとは、アンブルサイドの街を散歩。


そのあと、夕食はイタリア料理店「ルイジズ(Luigi's)」へ。
飲み物はエール（ビールの1種）です。


フィッシュ＆チップスを食べたのが遅かったので、軽く済ませます。
スモークサーモン入りのサラダと、トマト味のリゾットを2人でシェア。
このリゾットはなかなか美味です。



看板にバイオリンの図柄が入っていたり、店内にはストラディバリウスなど弦楽器の産地であるクレモナのポスターが貼ってあったりするので、店員に理由を聞いたのですが、「昔のオーナーのイタリア人が決めたので、今は分からない」との返事。


（つづく）

タグ：イギリス 旅行 湖水地方 ピーターラビット ベアトリクス・ポター ボウネス アンブルサイド ウィンダミア湖

コメント 3

イギリスを代表す料理、フィッシュ&チップスは、お店によって味がまったく違いますね。
これがうまいパブは、他の料理もたいていうまいけど、まずい店はとことんまずいです。
油べっとりで下味もまったくついてなかったりすると、調理されるために命をささげた魚に失礼だと思ってしまいます。
by YAP (2009-08-19 22:46) 

YAPさま
このお店、何やら「フィッシュ＆チップス専門店」みたいなところだったので、ちょっとがっかりしました。
そういえば、他にも日本人の客がいました。
ストラトフォード・アポン・エーボンのパブの方がましでした。
そういえば先日、東京でフィッシュ＆チップス食べましたが、まあまあでした。^=^;
by Lionbass (2009-08-27 23:28) 

初めまして。
イギリス旅行の記事を最初からず～と読ませてもらって、
やっとここまで参りました（＾＾）
リバプール以外は行ったことがあるんですけど、
写真を撮るところは、同じですね～（＾＾）
フィッシュ＆チップスが大好きなので、コメントせずにいられませんでした。
私の勝手な意見ですが、専門店よりパブのビア・バターの衣の
フィッシュ＆チップスが・・・ベストですよ（*＾＾*）
by junko (2009-09-01 23:20)