SSブログ
日本語・外国語 ブログトップ
- | 次の10件

学んだ外国語:中国語(1) [日本語・外国語]

「学んだ外国語:韓国語(1)」↓に続き、「学んだ外国語」シリーズ、きょうは中国語についてです。
http://blog.so-net.ne.jp/lionbass/2006-05-06

高校まで九州北部に住んでいましたので、夜になると、韓国や中国のラジオ放送が聞こえていました。北京放送の日本語放送も聴いたことがありましたが、特に中国語を勉強したことはありませんでした。

本格的に習ったのは、大学4年の時です。新学期に、教養学部の専門課程(教養学科)向けの授業を取り、出席しました。
小さな教室で、最初に出席した学生は15~20人くらいだったと思います。

なぜ勉強しようと思ったのかは思い出せないのですが、中国語を勉強する学生が増え始めていた時期ではあったと思います。

ちなみに、同じ4月に、ロシア語の授業にも出て、1ヵ月くらいは続いたのですが、さすがにこちらはアルファベット(キリル文字)を覚えたくらいで挫折しました。

中国は当時、まだ「改革開放政策」が事実上始まっていませんでした。教科書で「呼びかけの言葉」として紹介されていたのは、もちろん「同志」でした。「お手本」の音声の入ったカセットテープをダビングして、勉強した覚えがあります。

2学期(4年生後半)になっても、引き続き授業に出席。学生は7~8人に減っていました。こうなると、サボりにくいもので、結構まじめに出席・勉強しました。
数少ない「優」もいただきました。語学の単位を取得したのは、英語、フランス語(第2外国語)、ドイツ語(1単位だけ)に続き、4つめでした。

「学習の成果を試そう」と思ったわけでもないのですが、卒業前の春休みに、中国に旅行に行きました。
当時は、個人旅行はできず、団体(パック旅行)で行くしかないころで、いくつか問い合わせをしたうえ、某旅行会社のツアーに参加しました。コースは北京~杭州~上海で、たしか8日間でした。

日本からのツアーコンダクターは、中国語のできる人ではなく、現地で通訳・ガイドがつきました。
北京と上海のガイドが、まあまあまともな日本語を話したのに対し、杭州のガイドは「普段は小学校の先生をしている」という女性(おばさん)でした。
日本語もそんなに流暢ではなく、旅行参加者の日本人からの質問も、早口で話されると理解できない様子でした。このため、私が片言の中国語で説明したりして、「助け舟」を出すこともありました。これは結構勉強(実践練習)になりました。

上海では、団体を離れて、市内を一人歩きもしました。(当時、本当はダメだったらしいですが…。)

このあと、中国とはあまり縁のない生活を送っていましたが、14年後に北京に赴任することになり、ふたたび中国語と格闘することになります。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:資格・学び

学んだ外国語:韓国語(1) [日本語・外国語]

先日、私の楽器(コントラバス"Lionbass")のラベルにポーランド語が書かれている話↓を書きました。
http://blog.so-net.ne.jp/lionbass/2006-04-24

私、これまでに、英語以下いくつかの語学を「かじって」きました。
いずれの言語も、「あいさつ程度」でほとんど役には立たないのですが、これまでの「語学のかじり方」について、記して行きたいと思います。

まずは、韓国語です。

およそ20年前、神戸で某記者クラブ担当として取材する毎日だったのですが、事件・事故の警戒のため、同僚らと交代で兵庫県警の記者クラブに午後10時ごろまで残ることになっていました。
ただ、毎晩事件が起きるわけでもないので、連絡がつくようにしてあれば、外出はOK、ということで、県警の広報課に「何かあったらポケットベル(当時は携帯電話はまだ普及していません)を鳴らしてもらう」ようお願いして、近くに韓国語を習いに行くことにしました。

神戸の県警本部に近い場所に、「民団」(在日本大韓民国民団)が運営する「兵庫韓国学園」があり、そこで韓国語講座が開かれていました。
毎週1回の授業で、「月謝」は500円か1,000円と「格安」だったと思います。

4月に始まった新学期。教室に集まったのは30人ほどで、約半分が日本人、半分が在日の人(主に中学・高校生)でした。

日本人は、何らかの理由で「韓国語を勉強しよう」と思い立った人たちがほとんどだったようです。
1988年のソウル・オリンピックの前でしたので、オリンピックを機会に勉強しようという人も多かったのではないでしょうか?
1人、とても素敵な日本人の女性がいたのですが、在日の男性と結婚したばかりだと話していました。

一方、在日の若者は二世か三世で、親の世代は韓国語をしゃべれるのに対し、日本で生まれ育ち、学習する機会がないままに中学や高校生になり、「そろそろ勉強しよう」という動機が多かったようです。
(つづく)


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:資格・学び

ポーランド語といえば… [日本語・外国語]

先日21日のブログ↓で、私の楽器(コントラバス"Lionbass")のラベルがポーランド語で書かれている話を紹介しました。
http://blog.so-net.ne.jp/lionbass/2006-04-21

ポーランド語といえば、大学を出て就職したころ、大変悩まされました。
当時、某マスコミの外信部で見習いをしていたのですが、ポーランドでワレサ議長率いる独立労組「連帯」が活躍し、毎日のようにポーランド関連のニュースが流れていました。

海外からの情報は、フランスのAFP通信やイギリスのロイター通信を経由して伝えられることが多かったのですが、英語の文章は、テレタイプという「自動タイプライター」ともいうべきプリンターで打ち出されるのが普通でした。
ポーランド語には、"L"に斜めの棒が付いたり、"C"にひげが付いたりするらしいのですが、英語のテレタイプではこうした文字を打つことができません。
また、ポーランド語には"scz"のような他の言語では見かけないような独特のつづりがあったりして、知識がないと、読むことができません。
このため、新しい地名や人名が出てくるたびになんと読むのかを調べなければならず、「悪戦苦闘」いていました。
都立の某図書館に行って、分厚いポーランド語の辞書を借りて、発音解説のところをコピーして勉強したりしていました。

前述の「ワレサ議長」も、"Wa"はドイツ語のように「ヴァ」の発音、"l"には斜め棒あり、など、ポーランド語独特の事情があるので、本当は「ヴァウェンサ議長」と言うのが、原音に近いとの説もありますが、英語の記事に出てくるつづりだけでは分からないため、”英語式”の「ワレサ議長」で定着してしまったようです。
ほかにも、地名など英語の記事では不正確なことが多く、相当面倒でした。

そういえば、アメリカにはポーランド系の人間が多く、大リーグやNBA(プロ・バスケット)など、プロスポーツにもポーランド系の選手がたくさんいます。

NBA・ミネソタ・ティンバーウルブズのウォリー・ザービアック(Wally Szczerbiak)はポーランド系の名前に見えますし、大リーグにもポーランド系らしき名前の選手はたくさんいるようです。井口選手のいるシカゴ・ホワイトソックスのロスター(選手の顔ぶれ)には、Rob Mackowiak、Scott Podsednik、A.J. Pierzynskiなどという名前がありますが、ポーランド系なのでしょうか?

ウェブサイトに出ている資料などを見ると、アメリカ国内のポーランド系人口は約950万人で、第9位の「エスニック・グループ」だということです。


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学問

「なな・よん・なな」か「ななひゃく・よんじゅう・なな」か? [日本語・外国語]

仕事関係のことは書かないことにしているのですが、きょうは例外で、ちょっとだけ仕事に関係ある話です。

突然ですが、皆さんは「ボーイング747(型機)」を何と呼んでいますか?


(ちなみに、写真がタイ航空の機体であることに、特に意味はありません。デジカメに入っていて、アップしやすかったので…。)

単刀直入に言うと、世間一般では、「~ななひゃく・よんじゅう・なな」よりも「~なな・よん・なな」の方が多いのではないかと思うのですが、一部の報道機関では「ななひゃく・よんじゅう・なな」と呼ぶ(読む)ことになっていて、それを現在検討しています。

航空関係の企業・機関は、ほとんどが「なな・よん・なな」派なのですが、一般の呼び方について統計がないので、mixiでアンケートすることにしました。
そのために、わざわざ「mixi premium」(有料、315円)に申し込みました。
きのうからアンケートの回答を募集中ですが、結果は、締め切り次第、当ブログでもお知らせします。

このブログをお読みの方で、何かご意見がおありの方がいらっしゃいましたら、コメント欄に書き込んでいただけるとうれしく思います。


nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

「交通事故より確率が低い!?」 [日本語・外国語]

きょうで1月も終わり。とりあえず1ヵ月間は、「毎日更新」を果たしました。今後も、ぼちぼちやりたいと思います。

さて、先日、BSE問題で来日したアメリカの農務次官が、次のような発言をしました。
「アメリカ産牛肉を食べてBSEにかかる確率より、牛肉を買いに車から降りて店まで歩く間に車にはねられる確率の方が高い。」

このように、都合の悪いことについて「交通事故よりも確率が低い」といって、大したことではないと強調する例はよくあるように思います。

この発言、一見、論理的に正しいように思えますが、重大な「問題」があります。

「交通事故」に遭う場合、理由・目的があって、車に乗っていたり、道を歩いたりしています。通常は、何かの理由があって目的地に向かっているわけですし、たとえ目的のないドライブや散歩であっても、それによって精神的な充足を得るなどの効用があるわけです。また、車に乗る時は、事故の「覚悟」を多かれ少なかれしていますし、散歩する場合でも、道の状況によっては「用心」するわけです。
これに対し、(交通事故と)比較している事柄(この場合アメリカ産牛肉を食べること)には、必ずしも「効用」があるわけではありません。
もちろん、(アメリカ産)牛肉には「食べておいしい」とか「栄養がとれる」という効用はありますが、これは「国産牛肉」とか「魚」とか「豆類」と比べる必要があります。
「国産牛肉よりも、アメリカ産牛肉の方が、リスクを冒してでも食べる理由・効用がある」ということでなければ、論理が成り立たないと思うのです。

以前、レバノンのベイルートに出張した際、某K通信社の記者と「論争」したことがあります。
当時、ベイルートは「内戦」が一応終結したところで、銃弾・砲弾が飛び交う状況ではありませんでしたが、市内ではときどき爆弾テロと思われる爆発が起きたりしていました。
しかし、街全体は、かつて「中東のパリ」と呼ばれた瀟酒な雰囲気が残っていて、物資の豊富さなどからも、当時住んでいたエジプト・カイロに比べて、「いい街だ」と思ったりしていました。
その状況について、K通信の記者が「爆弾テロなんか、交通事故よりも確率は低い」と言ったので、私は「それはおかしい」と反論したわけです。

既にお分かりのように、爆弾テロは、何の効用もなく、「覚悟」もないところに起きて、身体的・精神的・物質的な被害を受けるわけです。
何らかの効用・目的があって車に乗った結果遭う交通事故と比べるのは、「詭弁」に過ぎないのではないでしょうか?


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

"IXAT"!? ~日本語を右から書くことについて~ [日本語・外国語]

トラックの車体右側面などに、通常の日本語とは逆の「右から左」、つまり車の「前から後ろ」に向けて言葉を書くことは、極めて日常的に行われています。トラックなど、半数以上がそうではないではないかと思うほどです。
しかし、これがローマ字や欧文(英語など)になると、どうなのでしょうか?

と言うのも、去年から今年にかけて、個人タクシーの右側面に、ローマ字で「○○タクシー」と右から書いてあるのを2〜3回見かけたからです。表示は以下のようになっていました。

IXAT DCBA
<"DCBA"は本来"ABCD"という名前と思われます>
(見たのが同じタクシーかどうかは分かりませんが、目撃した場所は相当離れていました。)


漢字の言葉であれば、例えば「輸運物貨×○」であれば「○×貨物運輸」だな、というように、直感的に分かります。
しかし、「トーポスンラト×○」(○×トランスポート)や「クッラト×○」(○×トラック)のようにカタカナの語句や、ましてやアルファベット(ローマ字 or 欧文)の場合は、意味がないか、まったくの間違いではないでしょうか。

世界には、右から左に書く言語もあります。代表的なのは、アラビア語やヘブライ語でしょうか。
しかし、例えばアラビア語の場合、文中に数字やアルファベットが出てきた場合、その語句だけを左から右に書きます。前後の文章とは逆向きになるわけです。
このように説明すると、変な感じもしますが、慣れてしまえば、「そんなものだ」と思えるようになり、違和感はそんなにありません。

日本でも、大手のバスや運送会社は、車体の右側面であっても、社名等を普通に左から右に書いているように思います。
そもそも、この「右から書く」習慣(?)はなぜこんなに定着しているのでしょうか?
だれかが、「右書き反対運動」でもやってくれないか、などと考えています。

余談ですが、日本ではいわゆる算用数字のことを「アラビア数字」とも呼びますが、算用数字はインドが起源だそうで、アラビア語には、算用数字とは別の数字があります。
「本当のアラビア数字」の話は、機会を改めまして…。


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感
- | 次の10件 日本語・外国語 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。