『夜上海』で獅子頭と麻婆豆腐を食す【2010夏休み中国旅行記(11)】 [旅行・乗り物]
「万博会場内で船と地下鉄に乗る【2010夏休み中国旅行記(10)】」から続きます。
上海万博会場に行ったものの、あまりの暑さと行列に、パビリオンにはまったく入らず、早々に退散。
万博専用の地下鉄13号線で馬当路という駅で降りると、近くの交差点にこぎれいなビルが。
神戸生まれのパンのお店ドンクがあります。
かなり惹かれましたが、とりあえず買わずに近所を散策。
昔ながらのアパートは改修工事中。
タクシーに乗り、人民広場そばに戻ると、観光用の2階建てバスの姿が。
去年訪れたロンドンのものに塗装がそっくりなような気がします。
ドンクでパンを買うのはやめたのですが、ホテルの入っている世茂ビルの1階にある「面(麺)包新語」(Bread Talk)というお店でお昼ごはん用にパンを買います。
このお店、シンガポール発のチェーンだとのこと。
「面」は「麺」の簡体字で、「面包」はパンのことです。
「ハローキティ・チーズケーキ」なるものも売ってます。
。
そういえば、写真はありませんが、どこのパン屋さんにいっても「松松」という豚肉のフレークを載せたコッペパンかフランスパンを売ってました。
中国では大人気だそうです
こちらが滞在しているホテルの部屋(4710号室)のドア。
午後は部屋でゆっくり過ごし、暗くなってきたところで夕食に出かけます。
地下鉄で人民広場駅から衡山路まで移動。
29年前に上海を訪れたときは、衡山賓館というホテルに泊まりました。
(そのときの話は、4年前に書いた「中国旅行で『上海バンスキング』~私の楽器遍歴(17)~」をご覧ください。)
衡山路からはタクシーで「新天地」というおしゃれなスポットへ。
近くのビルの地下に「JAPAN PLAZA」という商業施設があり、日本のものが何でも売ってました。
どこで夕食にするか、いろんなお店を覗きつつ散策。
結局「夜上海」(Ye Shanghai)という上海料理のお店に決定です。
店内の写真はかなり暗く見えますが、実際にはもう少し明るい雰囲気と思ってください。
まずはビール。
今回はアサヒスーパードライです。
それと前菜のキュウリと豚肉の辛子にんにくソース。
そしてこちらは「獅子頭」。
「獅子頭」とは肉団子のことで、スープに入っているものもありますが、ここでは「醤油煮込み」を注文します。
そして麻婆豆腐と野菜炒め。
麻婆豆腐はそんなに激辛ではなく、日本人の口にも合いそうな味です。
これだけ(あと炒飯もあったかも)食べて300元(約3,900円)あまり。
杭州の楼外楼の倍近い値段ですが、上海の物価の高さや、お店の雰囲気を考えると仕方がないか、という感じ。
タクシーでホテルに戻りますが、メールチェックのため、ホテルの近くの雑居ビルにある「網吧」(ネットカフェ)に行きます。
ホテルのビジネスセンターのネット使用料金は15分=40元(約520円)でしたが、この網吧は30分で10元(130円)以下でした。
(つづく)
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上海万博会場に行ったものの、あまりの暑さと行列に、パビリオンにはまったく入らず、早々に退散。
万博専用の地下鉄13号線で馬当路という駅で降りると、近くの交差点にこぎれいなビルが。
神戸生まれのパンのお店ドンクがあります。
かなり惹かれましたが、とりあえず買わずに近所を散策。
昔ながらのアパートは改修工事中。
タクシーに乗り、人民広場そばに戻ると、観光用の2階建てバスの姿が。
去年訪れたロンドンのものに塗装がそっくりなような気がします。
ドンクでパンを買うのはやめたのですが、ホテルの入っている世茂ビルの1階にある「面(麺)包新語」(Bread Talk)というお店でお昼ごはん用にパンを買います。
このお店、シンガポール発のチェーンだとのこと。
「面」は「麺」の簡体字で、「面包」はパンのことです。
「ハローキティ・チーズケーキ」なるものも売ってます。
。
そういえば、写真はありませんが、どこのパン屋さんにいっても「松松」という豚肉のフレークを載せたコッペパンかフランスパンを売ってました。
中国では大人気だそうです
こちらが滞在しているホテルの部屋(4710号室)のドア。
午後は部屋でゆっくり過ごし、暗くなってきたところで夕食に出かけます。
地下鉄で人民広場駅から衡山路まで移動。
29年前に上海を訪れたときは、衡山賓館というホテルに泊まりました。
(そのときの話は、4年前に書いた「中国旅行で『上海バンスキング』~私の楽器遍歴(17)~」をご覧ください。)
衡山路からはタクシーで「新天地」というおしゃれなスポットへ。
近くのビルの地下に「JAPAN PLAZA」という商業施設があり、日本のものが何でも売ってました。
どこで夕食にするか、いろんなお店を覗きつつ散策。
結局「夜上海」(Ye Shanghai)という上海料理のお店に決定です。
店内の写真はかなり暗く見えますが、実際にはもう少し明るい雰囲気と思ってください。
まずはビール。
今回はアサヒスーパードライです。
それと前菜のキュウリと豚肉の辛子にんにくソース。
そしてこちらは「獅子頭」。
「獅子頭」とは肉団子のことで、スープに入っているものもありますが、ここでは「醤油煮込み」を注文します。
そして麻婆豆腐と野菜炒め。
麻婆豆腐はそんなに激辛ではなく、日本人の口にも合いそうな味です。
これだけ(あと炒飯もあったかも)食べて300元(約3,900円)あまり。
杭州の楼外楼の倍近い値段ですが、上海の物価の高さや、お店の雰囲気を考えると仕方がないか、という感じ。
タクシーでホテルに戻りますが、メールチェックのため、ホテルの近くの雑居ビルにある「網吧」(ネットカフェ)に行きます。
ホテルのビジネスセンターのネット使用料金は15分=40元(約520円)でしたが、この網吧は30分で10元(130円)以下でした。
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万博会場内で船と地下鉄に乗る【2010夏休み中国旅行記(10)】 [旅行・乗り物]
「話題の上海万博を覗いてみたが…【2010夏休み中国旅行記(09)】」から続きます。
さて、万博の会場は、上海の象徴の1つでもある川、黄浦江を挟んで両側に広がっています。
こちらは会場案内図。
前回紹介した中国館や日本館は浦東、つまり黄浦江より東(南)側のエリアにあります。
パビリオンには入れそうもないことがはっきりしたので、反対側の浦西側に渡ることにします。
両岸のエリアを行き来するため、無料のフェリーが運航されています。
フェリーから見た盧浦大橋。
スモッグでしょうか、そんなに遠くでもないのですが霞んで見えます。
こちらは先ほど見た中国館と日本館。
さすがに中国館の方が存在感があります。
さて、浦西地区の方には、企業のパビリオンなどが並んでいます。
こちらも行列しないと入れないのは同じ。
「30分待ち」はまだ行列が短い方でしょう。
猛暑を少しでも和らげようと、ミストの付近には入場客が集まってます。
記念品売り場や食事するところがあちこちにあるのですが、日本の企業の看板もあちこちに。
アサヒビールの出している食堂と、はなまるうどん。
はなまるうどんのメニューにカレーライスとうどんのセットがあって、かなり惹かれますが結局食べず。
そしてこちらが「日本産業館」。
やはり順番待ちで、中には入れません。
建物の外にも、いろんな日本関連のブースやお店が…。
日本産業館の遠景。
結局、2時間半くらいいただけで、パビリオンにはどこも入らず、会場を後にします。
会場への足として、新しい地下鉄(13号線)が無料で乗れるようになっています。
万博会場への往来のほかには使えない路線なので、電車はガラガラ。
冷房がよく効いていて車内はキンキンに冷えてます。
下の左の写真は、地下鉄車内の情報ディスプレー。
予想気温が36〜38℃との気象情報が表示されています。
この路線は馬当路という駅まで。
地下鉄の乗り換えが面倒だったので、タクシーでホテルに戻ります。
(つづく)
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さて、万博の会場は、上海の象徴の1つでもある川、黄浦江を挟んで両側に広がっています。
こちらは会場案内図。
前回紹介した中国館や日本館は浦東、つまり黄浦江より東(南)側のエリアにあります。
パビリオンには入れそうもないことがはっきりしたので、反対側の浦西側に渡ることにします。
両岸のエリアを行き来するため、無料のフェリーが運航されています。
フェリーから見た盧浦大橋。
スモッグでしょうか、そんなに遠くでもないのですが霞んで見えます。
こちらは先ほど見た中国館と日本館。
さすがに中国館の方が存在感があります。
さて、浦西地区の方には、企業のパビリオンなどが並んでいます。
こちらも行列しないと入れないのは同じ。
「30分待ち」はまだ行列が短い方でしょう。
猛暑を少しでも和らげようと、ミストの付近には入場客が集まってます。
記念品売り場や食事するところがあちこちにあるのですが、日本の企業の看板もあちこちに。
アサヒビールの出している食堂と、はなまるうどん。
はなまるうどんのメニューにカレーライスとうどんのセットがあって、かなり惹かれますが結局食べず。
そしてこちらが「日本産業館」。
やはり順番待ちで、中には入れません。
建物の外にも、いろんな日本関連のブースやお店が…。
日本産業館の遠景。
結局、2時間半くらいいただけで、パビリオンにはどこも入らず、会場を後にします。
会場への足として、新しい地下鉄(13号線)が無料で乗れるようになっています。
万博会場への往来のほかには使えない路線なので、電車はガラガラ。
冷房がよく効いていて車内はキンキンに冷えてます。
下の左の写真は、地下鉄車内の情報ディスプレー。
予想気温が36〜38℃との気象情報が表示されています。
この路線は馬当路という駅まで。
地下鉄の乗り換えが面倒だったので、タクシーでホテルに戻ります。
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話題の上海万博を覗いてみたが…【2010夏休み中国旅行記(09)】 [旅行・乗り物]
「中国の新幹線『和諧号』で上海へ戻る【2010夏休み中国旅行記(08)】」から続きます。
上海滞在3日目の8月2日、月曜日。
せっかく上海に来たので、一応万国博覧会でも見ようと思い、会場に向かいます。
ホテル前の朝の南京路。
観光用の電気自動車(汽車型)が走ってます。
人民広場駅から地下鉄に乗ります。
まだ新しいので、駅はきれいです。
この日乗るのは8号線(ラインカラー=水色)。
この路線は結構込んでました。
万博会場に近い耀華路駅で下車します。
地下から万博会場につながってます。
中国語では「万博」ではなく「世博会」と言います。
入り口から会場へ向かうと、独特の形をした中国館が目に飛び込んできます。
午前9時に整理券を配布し、それを持ってないと入場できないそうです。
(この時点でこの日の分は既に配布終了)
行列は「整理券」を入手済みに人たちということになります。
そして、こちらは各国のパビリオン。
こちらは案外立派(失礼!)なネパール館。
この日も猛烈な暑さで、10分おきくらいに冷房の効いた屋内に逃げ込みます。
こちらは会場内に何カ所かあるローソン。
商品棚にはたくさんの「コンビニ弁当」が…。
結構いい売れ行きのようでした。
「中国の人は冷えたものは食べない」というのですが、温めればOKなのか、それとも中国の人の考え方が変わったのか…。
私は力保健=リポビタンDを買って飲みます。
「人参入り」と書いてありますが、味も日本のものとは違います。
会場内のステージでは、日本から来た和太鼓のグループが演奏中。
それにしても暑そうです。
こちらはヨルダン館と韓国館。
左のヨルダン館の入り口はペトラ遺跡を模して造られてます。
そして見えてきた日本館。
東京ドームの屋根をピンク色にしたような感じです。
暑い中、大行列ご苦労さま、という感じです。
(つづく)
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上海滞在3日目の8月2日、月曜日。
せっかく上海に来たので、一応万国博覧会でも見ようと思い、会場に向かいます。
ホテル前の朝の南京路。
観光用の電気自動車(汽車型)が走ってます。
人民広場駅から地下鉄に乗ります。
まだ新しいので、駅はきれいです。
この日乗るのは8号線(ラインカラー=水色)。
この路線は結構込んでました。
万博会場に近い耀華路駅で下車します。
地下から万博会場につながってます。
中国語では「万博」ではなく「世博会」と言います。
入り口から会場へ向かうと、独特の形をした中国館が目に飛び込んできます。
午前9時に整理券を配布し、それを持ってないと入場できないそうです。
(この時点でこの日の分は既に配布終了)
行列は「整理券」を入手済みに人たちということになります。
そして、こちらは各国のパビリオン。
こちらは案外立派(失礼!)なネパール館。
この日も猛烈な暑さで、10分おきくらいに冷房の効いた屋内に逃げ込みます。
こちらは会場内に何カ所かあるローソン。
商品棚にはたくさんの「コンビニ弁当」が…。
結構いい売れ行きのようでした。
「中国の人は冷えたものは食べない」というのですが、温めればOKなのか、それとも中国の人の考え方が変わったのか…。
私は力保健=リポビタンDを買って飲みます。
「人参入り」と書いてありますが、味も日本のものとは違います。
会場内のステージでは、日本から来た和太鼓のグループが演奏中。
それにしても暑そうです。
こちらはヨルダン館と韓国館。
左のヨルダン館の入り口はペトラ遺跡を模して造られてます。
そして見えてきた日本館。
東京ドームの屋根をピンク色にしたような感じです。
暑い中、大行列ご苦労さま、という感じです。
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中国の新幹線『和諧号』で上海へ戻る【2010夏休み中国旅行記(08)】 [旅行・乗り物]
「西湖のほとりの楼外楼でまた東坡肉を食す【2010夏休み中国旅行記(07)】」から続きます。
「列車で『地上の楽園』杭州へ」に書いたように、杭州到着直後に切符売り場に並んで取った上海行きのチケット。
【再掲】
真ん中に「D」の文字があるのが見えると思いますが、これは「動車組」の「動」(Dong)の頭文字だとのこと。
「動車組」とは「動力のある車両で編成されている」というような意味で、普通の列車が動力のない客車を機関車が引っ張るのに対する言葉のようです。
<追記>
杭州→上海南の運賃は64人民元=約830円。
「新幹線」に1時間20分乗ることを考えるとやっぱり安いと思います。
ということで、楼外楼での食事を終え、タクシーで到着した杭州駅。
列車に乗ろうと改札へ向かうと、ご覧のような大行列。
列車は指定席で、先を争う必要はないのですが、ここは中国の人たちに合わせて、列に加わります。
単にこの列車のために開いている改札口が2〜3カ所しかないだけで、普通に改札を通過。
ホームに向かいます。
その列車というのがこちら。
中国版新幹線の「和諧号」です。
「新幹線」のことを「動車組」と呼んでいて、「和諧(号)」というのは「のぞみ」とか「やまびこ」のような愛称だと考えればいいようです。
ちなみに、「和諧」とは中国語で「調和」の意味だそうです。
この写真では分かりにくいのですが、車両の中ほどにドアがあって、車室は前後に分かれています。
この型の車両はカナダ製だとのこと。
車内はこんな感じで、かなりゆったりしていて、日本の新幹線にとても似ています。
そうこうするうちに、行きと同様、定時よりわずかに遅れて杭州駅を発車。
前の席にはまたも男の子が。
そして、頭上の荷物棚のところには電源コンセントがあります。
車内に速度の電光掲示があるので注目していると、発車まもなく100km/hを超えますが、その後120~130km/h程度で運転するかと思えば、ときどき80km/h程度まで速度を落とします。
「120~130km/hなら日本の在来線でもあるぞ」と思っていたら、ようやく速度が上がり、150km/hを超えます。
結局、見ている限りでは下の写真の169km/hが最高速度のもよう。
この「新幹線」は、行きに乗った「特快」のような「在来線」の列車と同じ線路を走っています。
途中の駅で在来線の列車を追い抜くわけで、この速度が限界なのでしょう。
中国の列車の時刻表はインターネットで見られますが、上海~杭州間の場合、この「新幹線」は1時間に2~5本程度走っているようです。
ということで、1時間20分ほどで上海南駅に到着。
行きはちょうど2時間かかったので、時間短縮効果は40分程度です。
「新幹線」専用の線路を建設すればもっとスピードが出せるのでしょうが、現状ではこれが限界なのでしょう。
ホームの反対側には、ちょっと形の違う「和諧号」が止まっています。
こちらの車両が、日本の東北新幹線車両をベースにしたもののようです。
<追記>
そういえば、行きの上海南駅では、新幹線型の寝台列車を見かけました。
撮りにくかったので写真はありませんが…。
北京~上海間などを走っているそうで、そのうち乗ってみたいものです。
(『新幹線』じゃない普通の寝台列車は北京駐在時代に体験済み。)
日本でも「夜行新幹線」の構想はあったものの、「保線の時間が取れない」などの理由で実現しなかったと聞いています。
そんなこんなで、今回の旅行の『目的』の1つ、中国版新幹線の旅は終了。
車内が非常に快適だっただけに、杭州駅での切符購入や改札待ちの行列の不快さがよけいに印象に残りました。
ハードは改善されても、ソフトが追いついていないと思います。
上海南駅は杭州駅に比べれば効率的で快適でしたので、杭州もこれから改善されて行くのでしょう。
上海南駅からは、地下鉄に乗ってホテルに戻りました。
(つづく)
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「列車で『地上の楽園』杭州へ」に書いたように、杭州到着直後に切符売り場に並んで取った上海行きのチケット。
【再掲】
真ん中に「D」の文字があるのが見えると思いますが、これは「動車組」の「動」(Dong)の頭文字だとのこと。
「動車組」とは「動力のある車両で編成されている」というような意味で、普通の列車が動力のない客車を機関車が引っ張るのに対する言葉のようです。
<追記>
杭州→上海南の運賃は64人民元=約830円。
「新幹線」に1時間20分乗ることを考えるとやっぱり安いと思います。
ということで、楼外楼での食事を終え、タクシーで到着した杭州駅。
列車に乗ろうと改札へ向かうと、ご覧のような大行列。
列車は指定席で、先を争う必要はないのですが、ここは中国の人たちに合わせて、列に加わります。
単にこの列車のために開いている改札口が2〜3カ所しかないだけで、普通に改札を通過。
ホームに向かいます。
その列車というのがこちら。
中国版新幹線の「和諧号」です。
「新幹線」のことを「動車組」と呼んでいて、「和諧(号)」というのは「のぞみ」とか「やまびこ」のような愛称だと考えればいいようです。
ちなみに、「和諧」とは中国語で「調和」の意味だそうです。
この写真では分かりにくいのですが、車両の中ほどにドアがあって、車室は前後に分かれています。
この型の車両はカナダ製だとのこと。
車内はこんな感じで、かなりゆったりしていて、日本の新幹線にとても似ています。
そうこうするうちに、行きと同様、定時よりわずかに遅れて杭州駅を発車。
前の席にはまたも男の子が。
そして、頭上の荷物棚のところには電源コンセントがあります。
車内に速度の電光掲示があるので注目していると、発車まもなく100km/hを超えますが、その後120~130km/h程度で運転するかと思えば、ときどき80km/h程度まで速度を落とします。
「120~130km/hなら日本の在来線でもあるぞ」と思っていたら、ようやく速度が上がり、150km/hを超えます。
結局、見ている限りでは下の写真の169km/hが最高速度のもよう。
この「新幹線」は、行きに乗った「特快」のような「在来線」の列車と同じ線路を走っています。
途中の駅で在来線の列車を追い抜くわけで、この速度が限界なのでしょう。
中国の列車の時刻表はインターネットで見られますが、上海~杭州間の場合、この「新幹線」は1時間に2~5本程度走っているようです。
ということで、1時間20分ほどで上海南駅に到着。
行きはちょうど2時間かかったので、時間短縮効果は40分程度です。
「新幹線」専用の線路を建設すればもっとスピードが出せるのでしょうが、現状ではこれが限界なのでしょう。
ホームの反対側には、ちょっと形の違う「和諧号」が止まっています。
こちらの車両が、日本の東北新幹線車両をベースにしたもののようです。
<追記>
そういえば、行きの上海南駅では、新幹線型の寝台列車を見かけました。
撮りにくかったので写真はありませんが…。
北京~上海間などを走っているそうで、そのうち乗ってみたいものです。
(『新幹線』じゃない普通の寝台列車は北京駐在時代に体験済み。)
日本でも「夜行新幹線」の構想はあったものの、「保線の時間が取れない」などの理由で実現しなかったと聞いています。
そんなこんなで、今回の旅行の『目的』の1つ、中国版新幹線の旅は終了。
車内が非常に快適だっただけに、杭州駅での切符購入や改札待ちの行列の不快さがよけいに印象に残りました。
ハードは改善されても、ソフトが追いついていないと思います。
上海南駅は杭州駅に比べれば効率的で快適でしたので、杭州もこれから改善されて行くのでしょう。
上海南駅からは、地下鉄に乗ってホテルに戻りました。
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西湖のほとりの楼外楼でまた東坡肉を食す【2010夏休み中国旅行記(07)】 [旅行・乗り物]
「猛暑の杭州で西湖に遊ぶ【2010夏休み中国旅行記(06)】」から続きます。
西湖遊覧を終えると時刻は午後3時30分ごろ。
水の上も暑かったので、どこかで涼むことにします。
近くの麦当労=マクドナルドで、冷たい飲み物とタロイモパイをいただきます。
マクドナルドの『キャッチフレーズ』(?)"I'm lovin' it!" は中国語では「我就喜歓」というようです。
一息ついたところで、タクシーで「河坊街」というところへ。
「呉山」という名所のそばにあります。
昔賑わっていた通りを再現したものだそうで、なんとなく伊勢神宮そばの「おかげ横丁」を思い起こさせます。
ここのマクドナルドはちょっとシブい感じ。
そして、確か香港発祥だったと思いますが、「優の良品」というお店がありました。
まだまだ暑いので、ふたたび涼むことにします。
上海のホテルとなりのビルや、西湖天地にもあるコスタコーヒー(イギリス発祥)。
古民家風の建物を改装しているようです。
河坊街の奥の方にあって客も少なく、ゆっくりと休憩。
本当は夕方の列車で上海に戻る予定だったのですが、切符が取れず、午後9時前の便になったので、夕食も杭州市内で済ませることにします。
向かったのは、有名な楼外楼という料理店。
(東京に同名の店が何軒もありますが、関係あるのかどうか不明です。)
玄関ホールにある山水がのような大きなついたては、実は自然の石の模様だそうです。
予約なしだったのですが、かなり大きな店で、待てば入れるとのことで、番号の書かれた紙切れをもらって待ちます。
15分か20分ほどで席に案内されました。
窓の外には暮れ行く西湖の眺めが。
満席の店内には、外国人客のすがたもちらほら。
(もちろん私たちも外国人なんですが…。)
例によってまずはビール。
今度は雪花ビールという銘柄です。
続いて『宋嫂魚羹』という具だくさんのスープを頼みます。
昼も食べましたが、東坡肉(トンポーロー)ははずせません。
豚肉好きですので、おいしくいただきます。
そして、エビケチャップ煮のおこげ。
これはそんなに好みではありません。
これだけ頼んで2人で156元=約2,000円。
お勘定を済ませ、店をあとにします。
外はとっぷり日が暮れてます。
タクシーで杭州駅に戻ります。
このあとは、今回の中国旅行のハイライトの1つであるあの列車に乗ります。
(つづく)
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西湖遊覧を終えると時刻は午後3時30分ごろ。
水の上も暑かったので、どこかで涼むことにします。
近くの麦当労=マクドナルドで、冷たい飲み物とタロイモパイをいただきます。
マクドナルドの『キャッチフレーズ』(?)"I'm lovin' it!" は中国語では「我就喜歓」というようです。
一息ついたところで、タクシーで「河坊街」というところへ。
「呉山」という名所のそばにあります。
昔賑わっていた通りを再現したものだそうで、なんとなく伊勢神宮そばの「おかげ横丁」を思い起こさせます。
ここのマクドナルドはちょっとシブい感じ。
そして、確か香港発祥だったと思いますが、「優の良品」というお店がありました。
まだまだ暑いので、ふたたび涼むことにします。
上海のホテルとなりのビルや、西湖天地にもあるコスタコーヒー(イギリス発祥)。
古民家風の建物を改装しているようです。
河坊街の奥の方にあって客も少なく、ゆっくりと休憩。
本当は夕方の列車で上海に戻る予定だったのですが、切符が取れず、午後9時前の便になったので、夕食も杭州市内で済ませることにします。
向かったのは、有名な楼外楼という料理店。
(東京に同名の店が何軒もありますが、関係あるのかどうか不明です。)
玄関ホールにある山水がのような大きなついたては、実は自然の石の模様だそうです。
予約なしだったのですが、かなり大きな店で、待てば入れるとのことで、番号の書かれた紙切れをもらって待ちます。
15分か20分ほどで席に案内されました。
窓の外には暮れ行く西湖の眺めが。
満席の店内には、外国人客のすがたもちらほら。
(もちろん私たちも外国人なんですが…。)
例によってまずはビール。
今度は雪花ビールという銘柄です。
続いて『宋嫂魚羹』という具だくさんのスープを頼みます。
昼も食べましたが、東坡肉(トンポーロー)ははずせません。
豚肉好きですので、おいしくいただきます。
そして、エビケチャップ煮のおこげ。
これはそんなに好みではありません。
これだけ頼んで2人で156元=約2,000円。
お勘定を済ませ、店をあとにします。
外はとっぷり日が暮れてます。
タクシーで杭州駅に戻ります。
このあとは、今回の中国旅行のハイライトの1つであるあの列車に乗ります。
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猛暑の杭州で西湖に遊ぶ【2010夏休み中国旅行記(06)】 [旅行・乗り物]
「列車で『地上の楽園』杭州へ【2010夏休み中国旅行記(05)】」から続きます。
杭州駅からタクシーに乗って、まずは西湖のほとりにあるという「西湖天地」という場所に向かいます。
天(tian)の有気音の発音がまずかったせいか、最初運転手に聞き返されましたが、無事到着。
「西湖天地」は、おされな飲食店やお店が集まったスポット。
上海南駅からの列車は、正午ごろに杭州駅に到着したのですが、撮影に時間がかかり、そのご出口で渋滞。
さらに戻りの切符を買うのに30分以上かかったので、西湖のほとりに到着したのは午後1:30ごろ。
西湖の風景をちょっとだけ見たのですが、あまりの暑さにカフェに逃げ込みます。
ハーゲンダッツやスターバックス、コスタコーヒーなどいろんなお店がある中、「茶酒年代(Tea & Wine Chapter)」というお店へ。
早速ビール。
「西湖ビール」という銘柄でした。
味は悪くありません。
「冷麺」と豆苗の炒め物、東坡肉(トンポーロー=豚の角煮)、パジョン(お好み焼き)などをいただきます。
どれもなかなか結構なお味。
腹ごしらえをしたところで、改めて西湖を観光します。
西湖は、本来別の名前だったのを、西施という美女にちなんで改名したそうです。
しばらく歩いたあと、少しは涼しいかと思って遊覧船に乗ります。
船は湖の中央にある三潭印月という島に向かいます。
人の手で造られた人工島だそうで、島の中にあずまやや池があります。
遠くには「雷峰塔」が見えます。
行きの船はもっと地味でしたが、帰りはこんなちょっと派手な船です。
(つづく)
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杭州駅からタクシーに乗って、まずは西湖のほとりにあるという「西湖天地」という場所に向かいます。
天(tian)の有気音の発音がまずかったせいか、最初運転手に聞き返されましたが、無事到着。
「西湖天地」は、おされな飲食店やお店が集まったスポット。
上海南駅からの列車は、正午ごろに杭州駅に到着したのですが、撮影に時間がかかり、そのご出口で渋滞。
さらに戻りの切符を買うのに30分以上かかったので、西湖のほとりに到着したのは午後1:30ごろ。
西湖の風景をちょっとだけ見たのですが、あまりの暑さにカフェに逃げ込みます。
ハーゲンダッツやスターバックス、コスタコーヒーなどいろんなお店がある中、「茶酒年代(Tea & Wine Chapter)」というお店へ。
早速ビール。
「西湖ビール」という銘柄でした。
味は悪くありません。
「冷麺」と豆苗の炒め物、東坡肉(トンポーロー=豚の角煮)、パジョン(お好み焼き)などをいただきます。
どれもなかなか結構なお味。
腹ごしらえをしたところで、改めて西湖を観光します。
西湖は、本来別の名前だったのを、西施という美女にちなんで改名したそうです。
しばらく歩いたあと、少しは涼しいかと思って遊覧船に乗ります。
船は湖の中央にある三潭印月という島に向かいます。
人の手で造られた人工島だそうで、島の中にあずまやや池があります。
遠くには「雷峰塔」が見えます。
行きの船はもっと地味でしたが、帰りはこんなちょっと派手な船です。
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列車で『地上の楽園』杭州へ【2010夏休み中国旅行記(05)】 [旅行・乗り物]
「『地上の楽園』に向かうため上海南駅へ【2010夏休み中国旅行記(04)】」から続きます。
上海南駅で特快杭州行きに乗車します。
機関車が引っ張る客車列車で、乗るのは軟座と呼ばれる1等車。
午前9:55発ですが、2~3分遅れたようです。
車内はこんな感じでまあまあ快適です。
ときどき車内販売がやってきますが、検札は来ません。
前の席の男の子がやたら顔を出します。
じっとしていられないのは、どこの国の子どもも一緒なんでしょう。
左の写真、上が上海市内の公共交通機関に乗れる非接触型のカードで、下が杭州行きの切符。
上海南駅→杭州駅は約2時間。
運賃は44元(1元=13円で計算すると約570円)です。
沿線ではあちこちで建設中の建物が見られますが、『バブル』なのではと心配になります。
中国版の「新幹線」車両とすれ違います。
ということで、数分遅れの正午ごろに杭州駅に到着。
出発の際は、ホームが暗かったうえ、写真を撮る暇がなかったので、杭州駅で撮影タイム。
まずはこちらが客車。
「軟座車」と「空調発電(電源)車」の表示。
そしてこちらがディーゼル機関車です。
(中国の機関車の形式はよく知りません。)
出口に向かうと地下通路で乗客が渋滞してます。
そんなに厳密に切符を改めているわけでもないので、単に出口の駅員が要領が悪いだけに見えます。
往路の切符が予定した時間のものが取れなかったので、帰りの切符を先に買い求めることにします。
ご覧のように大変な行列。
お昼どきだったので、各窓口に「12:30まで食事中」とか書いてあるのですが、開いていない窓口にも人が行列してます。
他の列に並び直すよりは早いという判断でしょう。
夕方の列車で上海に戻ろうと思っていたのですが、切符が取れず、夜9時ごろの便になりました。
とりあえず、帰りの切符の心配はなくなったので、ようやく杭州市内へ向かいます。
杭州駅の構内はこんな感じ。
大変な人の数です。
いよいよ、かつて『地上の楽園』と謳われた杭州市内へ向かいます。
この日は前日よりさらに暑く、最高気温はおそらく40度近かったと思います。
『地上の楽園』というよりは『灼熱地獄」という感じですが、果たして・・・。
(つづく)
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上海南駅で特快杭州行きに乗車します。
機関車が引っ張る客車列車で、乗るのは軟座と呼ばれる1等車。
午前9:55発ですが、2~3分遅れたようです。
車内はこんな感じでまあまあ快適です。
ときどき車内販売がやってきますが、検札は来ません。
前の席の男の子がやたら顔を出します。
じっとしていられないのは、どこの国の子どもも一緒なんでしょう。
左の写真、上が上海市内の公共交通機関に乗れる非接触型のカードで、下が杭州行きの切符。
上海南駅→杭州駅は約2時間。
運賃は44元(1元=13円で計算すると約570円)です。
沿線ではあちこちで建設中の建物が見られますが、『バブル』なのではと心配になります。
中国版の「新幹線」車両とすれ違います。
ということで、数分遅れの正午ごろに杭州駅に到着。
出発の際は、ホームが暗かったうえ、写真を撮る暇がなかったので、杭州駅で撮影タイム。
まずはこちらが客車。
「軟座車」と「空調発電(電源)車」の表示。
そしてこちらがディーゼル機関車です。
(中国の機関車の形式はよく知りません。)
出口に向かうと地下通路で乗客が渋滞してます。
そんなに厳密に切符を改めているわけでもないので、単に出口の駅員が要領が悪いだけに見えます。
往路の切符が予定した時間のものが取れなかったので、帰りの切符を先に買い求めることにします。
ご覧のように大変な行列。
お昼どきだったので、各窓口に「12:30まで食事中」とか書いてあるのですが、開いていない窓口にも人が行列してます。
他の列に並び直すよりは早いという判断でしょう。
夕方の列車で上海に戻ろうと思っていたのですが、切符が取れず、夜9時ごろの便になりました。
とりあえず、帰りの切符の心配はなくなったので、ようやく杭州市内へ向かいます。
杭州駅の構内はこんな感じ。
大変な人の数です。
いよいよ、かつて『地上の楽園』と謳われた杭州市内へ向かいます。
この日は前日よりさらに暑く、最高気温はおそらく40度近かったと思います。
『地上の楽園』というよりは『灼熱地獄」という感じですが、果たして・・・。
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『地上の楽園』に向かうため上海南駅へ【2010夏休み中国旅行記(04)】 [旅行・乗り物]
「東方明珠と外灘の風景を見る【2010夏休み中国旅行記(03)】」から続きます。
上海2日目、日曜日の朝。
なかなかいい天気です。
窓の外の景色はこんな感じ。
部屋は浦東側には面していないので廊下からですが、東方明珠などの建物がシルエットになって見えます。
ホテルのお楽しみの朝食。
この日はこんな感じで…。
この日は遠出の予定なので、朝食後にすぐ出かけます。
ホテルの入っている複合ビルの前にある広場に差し掛かると、人々が集まってます。
年配の人たちを中心に社交ダンスをやっているようです。
「広場」の片隅には上海万博のマスコット「海宝」の姿があります。
朝の南京東路。
すぐそばの「人民広場」駅から地下鉄に乗ります。
この日は、足を延ばして「地上の楽園」と呼ばれる場所に向かいます。
上の写真でお気づきでしょうか、日本への観光旅行の広告が線路際の壁に掲出されています。
キャッチフレーズは「北部大自然、東部新都、西部古都、南部楽園」だそうです。
地下鉄(1号線)の車内はこんな感じ。
右の写真は「優先席」を示す表示で、「老、弱、病、残、孕」と書いてあります。
「残」は障害者、「孕」は妊娠中の女性という意味です。
およそ20分ほどで上海南駅に到着。
夏休みの日曜日のためか、大変な人の数。
さっそく切符を購入しようと窓口に。
ホテルのコンシェルジュにでも頼めばよかったのですが、事前に詳細を決めていなかったので、自分で並びます。
幸い10分か15分ほどで購入できましたが、お目当ての列車は満席だったので、別の列車にしました。
駅の構内に入ると、こんな立派な建物です。
どこかの空港かと間違うような広い空間。
1等車(軟座車)用の待合室があるのでそこで発車時間を待ちます。
餃子屋さんの看板が…。
待合室の中は秩序が保たれていて、結構静かです。
中国じゃないような感じ…。
時間が来たので、案内に従ってホームへ向かいます。
乗るのは「T7601」列車です。
(つづく)
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上海2日目、日曜日の朝。
なかなかいい天気です。
窓の外の景色はこんな感じ。
部屋は浦東側には面していないので廊下からですが、東方明珠などの建物がシルエットになって見えます。
ホテルのお楽しみの朝食。
この日はこんな感じで…。
この日は遠出の予定なので、朝食後にすぐ出かけます。
ホテルの入っている複合ビルの前にある広場に差し掛かると、人々が集まってます。
年配の人たちを中心に社交ダンスをやっているようです。
「広場」の片隅には上海万博のマスコット「海宝」の姿があります。
朝の南京東路。
すぐそばの「人民広場」駅から地下鉄に乗ります。
この日は、足を延ばして「地上の楽園」と呼ばれる場所に向かいます。
上の写真でお気づきでしょうか、日本への観光旅行の広告が線路際の壁に掲出されています。
キャッチフレーズは「北部大自然、東部新都、西部古都、南部楽園」だそうです。
地下鉄(1号線)の車内はこんな感じ。
右の写真は「優先席」を示す表示で、「老、弱、病、残、孕」と書いてあります。
「残」は障害者、「孕」は妊娠中の女性という意味です。
およそ20分ほどで上海南駅に到着。
夏休みの日曜日のためか、大変な人の数。
さっそく切符を購入しようと窓口に。
ホテルのコンシェルジュにでも頼めばよかったのですが、事前に詳細を決めていなかったので、自分で並びます。
幸い10分か15分ほどで購入できましたが、お目当ての列車は満席だったので、別の列車にしました。
駅の構内に入ると、こんな立派な建物です。
どこかの空港かと間違うような広い空間。
1等車(軟座車)用の待合室があるのでそこで発車時間を待ちます。
餃子屋さんの看板が…。
待合室の中は秩序が保たれていて、結構静かです。
中国じゃないような感じ…。
時間が来たので、案内に従ってホームへ向かいます。
乗るのは「T7601」列車です。
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東方明珠と外灘の風景を見る【2010夏休み中国旅行記(03)】 [旅行・乗り物]
「『上海の銀座4丁目』のホテルに泊まる【2010夏休み中国旅行記(02)】」から続きます。
中国旅行第1日の報告続き。
ホテルで一息入れたあと、夕方から観光に出かけます。
こちらは、ホテルそばの南京東路(上海の銀座)の様子。
土曜日だったので大変な人出です。
すぐそばの「人民広場」駅から地下鉄2号線に乗ります。
開通からまだ10年ほどだということで、駅構内は結構きれいです。
車両はこんな感じ。
東に向けて2駅目の陸家嘴駅で下車。
地上に出ると、目の前にテレビ塔「東方明珠」がそびえ立っています。
ちょっと歩いて黄浦江沿いへ。
川を挟んで東側の外灘(ワイタン)の風景がよく見えます。
外灘はバンド(BUND)とも呼ばれ、第二次大戦前は海外の金融機関などの事務所が建ち並んでいました。
これらの建物は現在、夜になるとライトアップされ、上海随一の観光スポットになっています。
黄浦江には遊覧船の姿がたくさん…。
しばし写真をご覧ください。
一通り歩いたところで、あまりの人の多さにへきえき。
ホテルに戻ることにします。
陸家嘴駅から南京東路まで1駅だけ地下鉄に乗車。
地上に出ると、ビルの壁面の温度計の表示が31度になっています。
夜の9時過ぎなのですが…。
長い1日で結構疲れたため、夕食は部屋でとることに決定。
KFCでフライドチキンを購入。
コンビニで買ったビールとともにいただきます。
銘柄は、中国で30年近く地道な商売をしていることに敬意を表してサントリーです。
こうして中国・上海第1日は暮れていきました。
(つづく)
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中国旅行第1日の報告続き。
ホテルで一息入れたあと、夕方から観光に出かけます。
こちらは、ホテルそばの南京東路(上海の銀座)の様子。
土曜日だったので大変な人出です。
すぐそばの「人民広場」駅から地下鉄2号線に乗ります。
開通からまだ10年ほどだということで、駅構内は結構きれいです。
車両はこんな感じ。
東に向けて2駅目の陸家嘴駅で下車。
地上に出ると、目の前にテレビ塔「東方明珠」がそびえ立っています。
ちょっと歩いて黄浦江沿いへ。
川を挟んで東側の外灘(ワイタン)の風景がよく見えます。
外灘はバンド(BUND)とも呼ばれ、第二次大戦前は海外の金融機関などの事務所が建ち並んでいました。
これらの建物は現在、夜になるとライトアップされ、上海随一の観光スポットになっています。
黄浦江には遊覧船の姿がたくさん…。
しばし写真をご覧ください。
一通り歩いたところで、あまりの人の多さにへきえき。
ホテルに戻ることにします。
陸家嘴駅から南京東路まで1駅だけ地下鉄に乗車。
地上に出ると、ビルの壁面の温度計の表示が31度になっています。
夜の9時過ぎなのですが…。
長い1日で結構疲れたため、夕食は部屋でとることに決定。
KFCでフライドチキンを購入。
コンビニで買ったビールとともにいただきます。
銘柄は、中国で30年近く地道な商売をしていることに敬意を表してサントリーです。
こうして中国・上海第1日は暮れていきました。
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『上海の銀座4丁目』のホテルに泊まる【2010夏休み中国旅行記(02)】 [旅行・乗り物]
「JALのB777で12年ぶりのあの地へ【2010夏休み中国旅行記(01)】」から続きます。
さて、12年ぶりに訪れた上海。
虹橋空港からタクシーに乗り、高速道路で約30分。
南京路と西蔵路の交差点に面して立っている世茂大廈の中にあるホテル「ル・ロイヤル・メリディアン・シャンハイ」(上海世茂皇家艾美酒店)に到着です。
午後1:30ごろに到着したのですが、「部屋が用意できていないから1時間待て」というので、先に昼食を取ることに。
ホテル入った建物が面している南京路はいわば上海の銀座通りで、西蔵路は晴海通りのようなもの。
【南京東路→】
その交差点には、上海の老舗デパート、上海第一百貨商店(上海第一デパート)が建っています。
いわば「上海の銀座三越」。
その第一百貨商場のすぐ隣りに、ガイドブックでも紹介されている「湯包」(タンパオ)のお店があるというので、行ってみることにします。
「湯包」は「湯=スープ」「包=饅頭」ということで、「スープ入り饅頭」のことです。
こちらがその「泰康食品」の様子。
まずは青島ビールと小龍包を注文。
最近は青島ビールもいろんな種類があるようです。
そして、お目当ての湯包が運ばれてきます。
皮に穴を開けて中のカニ肉入りスープを出し、まずそのスープを飲むのがいいらしいということで、箸で皮を破ると、褐色の液体がお皿に。
スープのあと、皮の部分をいただきます。
腹ごしらえを済ませ、再びホテルへ向かいます。
ホテルの隣りのビルには、日本などでおなじみの店が並んでいます。
まずは、日本でもよく利用している「サブウェイ」と、去年イギリス旅行でよく見かけた「コスタ・コーヒー」。
そして「ミスタードーナツ」とアイスクリームの「コールドストーン・クリーマリー」です。
こうして午後2:30ごろにフロントに再度行くものの、「もうちょっと待て」とホテルの人間。
10分くらい待たされて「どうなってるんだ」と抗議しようと思っているところに、「まだ時間がかかるので、別の部屋を用意する」とエグゼクティグフロアの部屋に案内されます。
部屋は47階で、広さははっきり分かりませんでしたが、40平方メートル程ほどあるでしょうか。
北西側に面していますが、なかなか素晴らしい眺望です。
そして夜撮影したホテルの外観はこんな感じ。
個性的な建物で、遠くからでもすぐに分かります。
(つづく)
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さて、12年ぶりに訪れた上海。
虹橋空港からタクシーに乗り、高速道路で約30分。
南京路と西蔵路の交差点に面して立っている世茂大廈の中にあるホテル「ル・ロイヤル・メリディアン・シャンハイ」(上海世茂皇家艾美酒店)に到着です。
午後1:30ごろに到着したのですが、「部屋が用意できていないから1時間待て」というので、先に昼食を取ることに。
ホテル入った建物が面している南京路はいわば上海の銀座通りで、西蔵路は晴海通りのようなもの。
【南京東路→】
その交差点には、上海の老舗デパート、上海第一百貨商店(上海第一デパート)が建っています。
いわば「上海の銀座三越」。
その第一百貨商場のすぐ隣りに、ガイドブックでも紹介されている「湯包」(タンパオ)のお店があるというので、行ってみることにします。
「湯包」は「湯=スープ」「包=饅頭」ということで、「スープ入り饅頭」のことです。
こちらがその「泰康食品」の様子。
まずは青島ビールと小龍包を注文。
最近は青島ビールもいろんな種類があるようです。
そして、お目当ての湯包が運ばれてきます。
皮に穴を開けて中のカニ肉入りスープを出し、まずそのスープを飲むのがいいらしいということで、箸で皮を破ると、褐色の液体がお皿に。
スープのあと、皮の部分をいただきます。
腹ごしらえを済ませ、再びホテルへ向かいます。
ホテルの隣りのビルには、日本などでおなじみの店が並んでいます。
まずは、日本でもよく利用している「サブウェイ」と、去年イギリス旅行でよく見かけた「コスタ・コーヒー」。
そして「ミスタードーナツ」とアイスクリームの「コールドストーン・クリーマリー」です。
こうして午後2:30ごろにフロントに再度行くものの、「もうちょっと待て」とホテルの人間。
10分くらい待たされて「どうなってるんだ」と抗議しようと思っているところに、「まだ時間がかかるので、別の部屋を用意する」とエグゼクティグフロアの部屋に案内されます。
部屋は47階で、広さははっきり分かりませんでしたが、40平方メートル程ほどあるでしょうか。
北西側に面していますが、なかなか素晴らしい眺望です。
そして夜撮影したホテルの外観はこんな感じ。
個性的な建物で、遠くからでもすぐに分かります。
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